予想外に栄養価の高い、あの食材

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飯野耀子のベター クォリティ オブ ライフ 第2回

 今回のテーマは「めかぶ」。生のもの、ドライのもの、お茶などさまざまな商品が出ているのでみなさん、一度は食べたことがあるのでは?
 この「めかぶ」、ヒッジョーーーーーッに栄養価の高い食材だってご存知でしたか?

 そもそも「めかぶ」は、わかめの胞子。簡単に云えば新しい芽になる部分なので、最近、はやりのスプラウトや発芽物と同様に「誕生のエネルギー」を持った食材だといえるのです。

 物が生まれる際のエネルギーを食べるというのは東洋医学的にいうと、とてもよいポジティブな「気」を摂取する=気力アップになると考えます。最近ちょっとやる気が出ない、元気がないな…という時に積極的に食べるといいですね。

 また、栄養素という点でもアルギン酸(高血圧改善、悪玉コレステロール排出)、フコイダン(ピロリ菌付着ブロック、ガン細胞アポトーシス、及び増殖抑制)、カルシウム(強骨作用、精神安定など)、カリウム(むくみ予防、改善)、ヨード(甲状腺ホルモン分泌促進)、EPA(血液サラサラ、ガンの発生抑制など)に加え、腸壁の細かいヒダにも到達して、じゃんじゃん老廃物をくるみこんでくれる水溶性食物繊維を豊富に含んでいます。

 中でもガンになりやすい国民である私達としては、「めかぶ」の持つガンに対する効果に注目してもらいたいと思います。そもそも、人間の体では毎日5000個近くのガン細胞が作られています(特に40代以降)。ただ、この数には個人差があって年齢や体質によって数千個単位で差があり、また免疫力の違いなどにより排除能力も違っています。

 ですから、免疫力アップにも効果があり、更にガン細胞の自殺を促進する働き=アトポーシス効果やそもそもの細胞発生抑制効果の期待できる、めかぶはぜひ食べてもらいたい食材なんです。

 先日も歌手の川村カオリさんが亡くなったことで話題になった乳がんについても日本人は西洋人に比べて発症率が1/4だといわれていて、これは日本人が海藻をよく食べるからだといわれています。

 因みにお勧めの食べ方は、乾燥の「めかぶ」を買っておいて、納豆やお味噌汁など調味料のようにちょこちょこプラスして食べる方法。これであれば気楽に「めかぶ」を摂取することができます。

 更に昆布の佃煮と一緒に器やポットにいれて熱湯を注いでおけば、美味しいめかぶ茶になりますよ。市販品でも「めかぶ茶」はありますが、添加物の多い商品も多いので、健康ということに注目すると、できればなるべく無添加で(そういう意味では昆布の佃煮にもこだわるとよりいいですよ)。

飯野耀子AllAbout食育ガイド/ myfood.jp編集長。健康管理士、薬膳料理指導員、
食育指導士など多数の資格を保有。FANCL発芽玄米粥の監修も務める。
著書に「夜トマトダイエット」(ぶんか社他、台湾版、中国版)
「合格への食卓」(扶桑社)がある。飯野耀子公式サイトはこちら

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