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脳波で動かす車いすが実現間近に

2009年9月3日 タグ 記事を印刷 記事を印刷

 乗っている人が頭で思うだけで右へ左へと動く電動車いすが開発され、実用化が間近に迫っています。これは理化学研究所やトヨタ自動車などの研究チームが開発したもので、一番の特徴はその反応速度です。

 トヨタのプレスリリースによると、

従来は数秒程度必要だった脳波の解析結果を、125ミリ秒(約0.1秒 *編集部注)という極めて短い時間で得るとともに、脳波の解析結果をリアルタイムでディスプレイ上に表示し、「自分の意思」と比較できるシステムを構築しました。

との事で、これまでにない画期的な技術だという事が伺われます。

 また、気になる安全性については次のように述べられています。

また、いかなる状況でも安全に車いすを停止できるように、操作者の頬(ほお)に筋電位信号を測定する電極を設置しました。脳波信号に対して筋電位信号は大きいため、運転手は頬を一瞬ふくらますことで、瞬時に100%の信頼度で停止させることが可能です。

 これなら坂道やぶつかりそうになった時でも安心です。脳波で操作するというと、テレビアニメやSFドラマの世界の事かと思っておりましたが、世界に誇る日本の技術はすでにそれに迫る勢いだという事に改めて驚きます。

 パワーウインドウやエアコンが自動車に当たり前のように装備されるようになったように、車いすにこの装置が標準装備されるのも遠くない未来の事でしょう。

参考:トヨタ自動車:ニュースリリース

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