お茶処静岡で聞いて来たお茶のチカラ

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飯野耀子のベター クォリティ オブ ライフ 第12回

 今回は、お茶の力について。

 先日、静岡県に日本茶についての勉強に伺ってきたのですが、さすが静岡。なんと県庁の中にお茶室といういうなれば、お茶事業部があります(ちなみにみかん室というのもあるそうです!)。

採れたての茶葉

採れたての茶葉

 さて、そんな県の事業の要にもなっているお茶。静岡の方達はお茶の力をよくご存知です。

 街中にはお茶屋さんがたくさんあるのは、もちろんのこと、「お茶でうがいを!」という風邪予防対策として「お茶うがいのススメ」ポスターがあちらこちらに貼ってあるのです。小学校などでも子供たちにお茶うがいを指導しているということでお茶処静岡、さすがですね。

 ところで、お茶うがいですが、いったい何がいいのでしょうか?それはお茶に含まれる成分である茶カテキン。どんな菌にも勝てるから「菌に勝てる」→「カテキン」にというので命名されたという話も流れたことがあるほど、体によいカテキン(正式にはインド産の低木カテキューから分離された結晶物に由来しての命名です)にはどんな効能があるのでしょうか?

 血糖値上昇抑制(これがあるので食事と一緒に摂ると体にいいんです!)、アンチエイジング作用、抗ガン作用(胃がんの多い日本人の中で静岡県の人は圧倒的に胃がん発症率が低いことで有名ですね。これは他県に比べて日本茶を飲む量が多いからだといわれています)、抗アレルギー作用など、いい効果がたくさん報告されているのですが、これからの季節に活躍する効果はなんといっても抗菌作用。

抗菌だけでなく、場合によっては殺菌作用もあるのでお茶でうがいをすることはのどの粘膜についたウィルスなどの菌を撃退してくれるというわけです。今年の冬は新型インフルエンザという未曽有の菌とも戦わなければなりませんから「備えあれば、憂いなし」で、ぜひ今からお茶うがいを(お茶にはビタミンCもたくさん含まれているので、うがいだけでなく、飲むことでも風邪予防と症状の改善が見込めます)。

 因みに、このお茶うがいは、お茶室長からも太鼓判をもらった健康法です。ちょっと喉がイガっとするなと思ったらペットボトルのお茶でもいいので会社や出先で間髪入れずにうがいをしてみてくださいね。

飯野耀子AllAbout食育ガイド/ myfood.jp編集長。健康管理士、薬膳料理指導員、
食育指導士など多数の資格を保有。FANCL発芽玄米粥の監修も務める。
著書に「夜トマトダイエット」(ぶんか社他、台湾版、中国版)
「合格への食卓」(扶桑社)がある。飯野耀子公式サイトはこちら

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