「世界理」の朗読で内なるエネルギーが湧いてくる

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(集中連載)朗読で内なるエネルギーが湧いてくる 第1話

寒くて乾燥した日にはリップクリームが欠かせません

寒くて乾燥した日にはリップクリームが欠かせません

 ニュースから北国の雪の話題が毎日のように聞こえてくる時期になりました。この時期寒くて寒くてどうしても縮こまってしまいがちです。そして、意外なことかもしれませんが、人は寒いとあまり口を開けないでしゃべるようにする為、言葉も小さくなってしまうそうです。どうです?思い当たる節はありませんか?寒いと、言葉が短くなるのは、方言にも反映されているようで、秋田の「け」(食べなよ)と「く」(うん、食べる)あたりは、短いので有名ですね。ただ、言葉が小さくなると、自然と体から湧いてくるエネルギーも小さくなってしまいます。

 普段施設の利用者に「あいさつは元気にしましょう」、「返事ははっきりした声でしましょう」と声掛けをしているとは思いますが、なかなか急にはできないものです。そして、誰しもがやったことのある「あ、え、い、う、え、お、あ、お」という発声練習は味気ないような気がします。

 そんな時におススメしたいのが詩の朗読です。詩の多くはそれほど長くありませんので、朝のミーティングやちょっとした時間を利用して朗読する事ができます。朗読は縮こまっている体に活力を与えますし、朗読している利用者の様子を見れば、元気のあるなしもより分かりやすくなります。

 今回は岩手県で活動している役者であり、朗読文を創作している二洋介(フタツヨウスケ)さんの独り朗読をお届けします。

 


*この朗読は読み手自身が聞き手となるいわば独り朗読です。
どうか声に出してあなたの耳にお聞かせ下さい。

 

「世界理(せかいり)」

 

フヨフヨと漂っているとあることに気が付いた

青く光る中心の周りを
輪を作るようにいく億の星が回っている

大銀河だ

その銀河から
キラキラと星のカケラがどこかへと昇っていく

いきなり目の前を光が走ったかと思うと
とても冷たく感じた

彗星だ

長い尾を引いて
色々なものを撒き散らして
どこかへと向かって行く

別の方向を見ると
遠くの丸い星から紫色のガスが広がっていた

どれだけのガスが出て
これから丸い星はどうなるのだろう

 

立ち止まっていても
走っていても
変わっていく

それでこの世界は生きている

二洋介二洋介(フタツヨウスケ)
1984年生まれ。岩手で活動している役者。
短篇の詩、物語を中心にした朗読文を創作している。
個々の芸能・芸術表現を研究・支援するチーム、
E.A.T. MAD SWEEPERを主催。mixiにも参加。


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