「関心、勇気、感動」のサイクルを回すこと

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Que sera seraと生きる若手起業家のひとり言 No.1

 私は北国東北の大学で経済学を学び、都市銀行で働いた後に、障碍者福祉に身を投じている若手起業家です。大学生の時、知的障碍の娘を持つお父さんに出会い、障碍者との関わりを持つようになりました。「que sera sera(ケ セラ セラ – なるようになるの意)」と生きている私の福祉事業に対する想い・考えを、ひとり言として今回からお届けします。

障碍者福祉に対する根底の気持ち

 私の尊敬する人生の先輩から障碍者支援施設を運営する者として最も大事なことは「関心-勇気-感動」のサイクルを回すことだと教わりました。「関心」を持ったことに「勇気」を持ってチャレンジして、「感動」を得る、これこそノーマリゼーション実現のためのサイクルなのだと。福祉の業界ではこのサイクルを「エンパワーメント」なんて呼んだりします。

 障碍を持っていようがいまいが、日常生活で興味を持つことはたくさんあります。道端でふと耳にする音楽、目にする文字、鼻にする香り・・・。私たちの関心を惹くことは溢れています。その中で、「あっ、これって何だろう?」という疑問を解決できるかどうかというと、「調べてみる」という手間がかかります。今はインターネットが非常に便利で、例えば、携帯電話やモバイルPC等を用いれば、疑問に思ったその瞬間に解決できます。

初めの一歩は勇気のいるもの

初めの一歩は勇気のいるもの

 ところで、主に知的障碍を持った方は支援学校であまりインターネットに関わる機会が少ないと聞くことがあります。仕事に就く上で、主に体を動かす作業実習を重視してきたからだと学校の先生からは伺いました。ただ、これからは多くの職場で、出社したらPCを開いて出退勤管理をするような時代になってきます。仕事をする上でも、もはやインターネットは目的ではなく手段になっています。

関心から勇気そして感動へ

 仕事や余暇で、インターネットは非常に大きな楽しみになり得ますし、疑問解決の手段でもあります。新しいことにチャレンジするには「勇気」が要りますが、それを乗り越えれば「感動」に繋がります。そして新たな「関心」を産む手段でもあります。

 つまり、余暇で「感動」に繋げることができるインターネットという手段が、今度は仕事の手段に昇華させることができるのです。

 このように、人間は誰しも「関心-勇気-感動」というサイクルを回しながら成長しています。

 私も障碍者との関わり合いから障碍者福祉に「関心」を持ち、「勇気」をもって障碍者福祉に身を投じました。そして障碍者が自分の施設で成長していく姿に大きな「感動」を感じている今日この頃なのです。

(つづく)

K太郎:大学卒業後3年間の都市銀行勤務を経て、現在は障碍者や高齢者の福祉施設経営に携わる。施設経営の傍ら大学院にて医療福祉システムについての研究も進めている。宮城県仙台市出身、26歳。

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