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「冬遊心」の朗読で内なるエネルギーが湧いてくる

2010年1月6日 タグ 記事を印刷 記事を印刷

(集中連載)朗読で内なるエネルギーが湧いてくる 第4話

 前回までの朗読はこちら。年が明けて気分一新「毎日早起きするぞ」と意気込む今日この頃ですが、冷え込んだ朝はやっぱり温かい布団が恋しいものです。でも、窓の外を見てみれば…


この朗読は読み手自身が聞き手となるいわば独り朗読です。
どうか声に出してあなたの耳にお聞かせ下さい。

「冬遊心(とうゆうしん)」

カーテンを開けると
真っ白い世界が広がっていた

初雪の日は無性にワクワクしてしまいますね

初雪の日は無性にワクワクしてしまいますね

上を見れば雲
下を見れば雪が
この白い世界を作っている

白い上と下があるにもかかわらず
地平線はうすぼけた黒い線で確認できる

雪が降ってきた

窓を開けて空を見上げた

ふわりふわりと

大きな綿雪が

ゆっくりと地に着いて積もっていく

それは
もはや雪というより
雲の欠片が降っているようで

そう思うと
今この世界が
まるで雲に包まれているような
神秘的なものに思えてくる

空に浮かび
雲に抱かれている家

家にこもっているのはもったいない

居ても立ってもいられず

家の窓から
雲の地面へ元気よく駆け出した

二洋介二洋介(フタツヨウスケ) 1984年生まれ。
岩手で活動している役者。
短篇の詩、物語を中心にした朗読文を創作している。
個々の芸能・芸術表現を研究・支援するチーム、
E.A.T. MAD SWEEPERを主催。mixiにも参加。



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