苦い薄皮に魅力のくるみポリフェノールがあったとは

よかったら、シェアして下さい。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

飯野耀子のベター クォリティ オブ ライフ 第42回

 今回は「くるみポリフェノール」。

胡桃(クルミ)のお菓子

くるみの入ったお菓子は意外とあるもの

 みなさん、こんにちは。6月になりましたねぇ。クールビズ対応になった方もいらっしゃるのでは?温かくなってきたので、薄着のおしゃれが楽しめる、いい季節になってきました。今年は去年同様にマキシワンピースが流行っているので、街中がいろとりどり、華やかになりそうですよね。
 
 が、そんな薄着の季節になると気になるのが、厚着の時にはなんとか隠せた体のライン。いろんなダイエット法が今年の夏も紹介され、登場していますが、今回はそんな中からダイエット法ではありませんが美味しくきれいになれる「くるみ」をご紹介します。
 
 くるみは元々昔から体によい食材として、洋の東西を問わず愛されてきた食材で、例えば中国では形が脳に似ていることから「頭のよくなる食材」として科挙の試験を受ける学生達に食べることが推奨されてきました。因みにこれ、そういったイメージ的なことだけでなく、のちにくるみの脂肪酸の中に体内に摂取されるとDHAやEPAに変化するリノール酸が多く含まれることが判明し、認知症予防にも効果があったということから記憶力向上によい食材ということが研究発表されています。
 
 また、くるみを常食することで得られる効果に乳がんの予防があげられます。特に乳がんの再発予防によいということが発表されており、看護師会などでもその効能については勉強会が持たれているとのこと。
 
 このようにくるみというと比較的、含有する脂肪酸についての魅力が発信されることが多いのですが、今回は脂肪酸ではなくて薄皮の魅力!お料理の際などには取って使うことが推奨されるあの薄くてちょっと苦い部分です。あの部分の味が苦手で、くるみが苦手という方もいらっしゃるかもしれませんね。が、これからはあの皮こそ食べてください。というのは、あの皮にはクルミポリフェノールが含まれているからです。このクルミポリフェノールは肝臓の保護作用や糖尿病の予防作用があることが発表されています。またメタボ対策としてもよい成分とのこと。くるみは、先にご紹介した脂肪酸も生活習慣病予防や改善(特に動脈硬化)によいということでは数々の効果が発表されていますが、併せて皮もよかったんですねぇ。
 
 くるみって日本だけでもくるみ餅やゆべし、山菜のくるみ和えなどたくさんのお料理がありますし、洋菓子などではくるみの砂糖がけやアイスクリーム、タルトなど食べるにあたってたくさんの選択肢がありますよね。ぜひ、お腹周りが気になる方は大量に食べる必要はありませんのでちょこちょこ、くるみを食べてみてください。あっ、皮がちゃんとついた状態でね。

飯野耀子AllAbout食育ガイド/ myfood.jp編集長。健康管理士、薬膳料理指導員、
食育指導士など多数の資格を保有。FANCL発芽玄米粥の監修も務める。
著書に「夜トマトダイエット」(ぶんか社他、台湾版、中国版、韓国語版)
「合格への食卓」(扶桑社)がある。飯野耀子公式サイトはこちら

スポンサードリンク

よかったら、シェアして下さい。

フォローする