社会人大学院生のススメ Vol.2 −3つの壁編−

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 こんにちは、白石圭太郎です。サッカーW杯日本代表、惜しかったですね。PK戦は時の運も大きな要素、また4年後期待しましょう!
 さて、社会人大学院生のススメ第2回、今日は社会人大学院生ならではの悩みを書かせて頂きます。

「必修単位」の壁

大きな壁ですが、きっと登れます。

 私の通う大学院は修士課程(博士課程前期)の2年間で30単位の取得が必須条件になっています。大学生の頃は4年間で137単位だったので、総量的には大したことは無いと思っていたのですが、問題はその開講時間でした。社会人にとって朝9時〜夕方18時は基本的に仕事をしている時間です。第7限(18:00〜19:30)、第8限(19:40〜21:10)といった社会人向けの講義もあるのですが、曲者なのは前述の「必須単位」でした。そもそも私の通っている大学院が社会人向けでないというのもあるのですが、修了要件には単位のカテゴリーがあり、そのカテゴリーの中から定められた単位を取得しなくてはなりません。そしてその中には午前中にしか開講されないカテゴリーがあるのです。そうなってくると、半期の間(実質的には3ヶ月ですが)、仕事を放って講義に参加しなくてはならないのです。私の周りにも必修単位がネックとなり修了がままならないという社会人大学院生が何人かいます。ちなみに私も、もともと所属していたゼミも開講時間が平日午前中であったため、転ゼミを余儀なくされました。それも担当の教授が社会人大学院生に理解があるかによると思います。

博士課程(博士課程後期)への壁

 研究を進めて行くと、修士課程から博士課程へ進みたくなるのは自然な流れです。社会人は修士課程への入学試験は、研究計画をしっかり構成できれば、比較的容易に突破出来るのですが、博士課程への進学は英語の試験があります。私は中学以来英語が苦手で、博士課程への最大の難関はこの英語の試験だと思っています。ただ、私が英語を非常に苦手としているだけで、一般的にはそのハードルはそんなに高くはないです。

勉強とビジネスの壁

 大学までの勉強がそうであったように、「勉強」と「ビジネス」には線引きをしてしまいがちです。研究テーマが「○○の経営」であっても、そこから導かれる考察、結論はビジネスの世界ではうまく行かなかったりします。当然そのはずで、例えば私はアンケート調査を行うので、そこから導かれるのは、確率的に一番うまくいきそうな経営手法なのです。つまり、勉強したからといって即経営に応用出来るかというと、それは難しいのです。あくまで、将来的に研究職や教育職に就かれない方は、割り切って、周りの大学院生や教授とのコネクション作りや、アイデアの気付きの場としてのご活用をお勧めします。

筆者:H18年3月に東北大学経済学部を卒業後、約3年間のメガバンク勤務を経て、現在は東北大学大学院経済学研究科にて医療福祉システムについての研究も進めている傍ら、障碍者や高齢者の福祉施設経営に携わる。宮城県仙台市泉区出身、27歳。

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