クレオパトラも愛したといわれる野菜

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飯野耀子のベター クォリティ オブ ライフ 第51回

 今回はクレオパトラが愛した夏バテ解消食。

モロヘイヤPhoto by 草月写真館

ねばねばとしています

 みなさん、こんにちは。今年も夏が終わりましたね。といってもまだまだ猛暑日が続きそうですが、新学期も始まりましたし、お仕事によっては新年度が始まったと思いますのでここで一度、夏のおつかれをリセットしてしまいましょう。

 そこで今回ご紹介する食材がクレオパトラも愛したといわれるモロヘイヤ。昔は高級スーパーなどの輸入食材のところにチンマリとお値段高く座っていた食材ですが最近は普通のスーパーでも大々的に売られるようになりましたし、お値段的にもお手ごろになってきました。最近は島根産など国産のものも増えてきていますが原産はエジプトの野菜です。(ということでクレオパトラなんです!)

 さてそんなモロヘイヤですがなぜ夏のお疲れにいいかというとまずはビタミンB群。常々栄養価が高いといわれてきたほうれんそうの5倍の含有量をほこります。このビタミンB群、なぜ夏の疲労にいいかというとぶどう糖の肝臓でのエネルギー化に必要な栄養分なんです。なのでこれらが不足するとぶどう糖がエネルギーではなく疲労物質に変わり結果、疲れてしまうというわけです。もちろんこのメカニズムは通年、人体にとっては恒常的なものなのですが夏場はこれに暑さによるストレスや体力の低下などが加わるためいつも以上に疲れやすくなるというわけです。そこでモロヘイヤのようにビタミンB群を多く含む食材を食べることでエネルギーの補充となるわけですね。

 またモロヘイヤにはβカロテンも豊富に含まれています。βカロテンは免疫力を上げることでも有名ですし、体の錆を予防してくれる抗酸化作用が高いことでも有名です。暑さや紫外線によりいつもよりも体の錆の原因となる活性酸素が多く発生する夏場は活性酸素を抑制、除去してくれるβカロテンも体が疲れにくくなるポイントとなるわけです。

 そしてこれから迎える秋への準備という意味でもモロヘイヤは有益!これは特に女性にとって嬉しい効果なのですがモロヘイヤのあのネバネバ。ムチンという成分なのですがあのネバネバが腸内のお掃除をする+腸の粘膜を潤すということで腸内が潤うんですね。これは体内の水分が腸にとられる割合が減るということなので自ずと他の臓器に分配される水分のわりあてが増えるということ。当然、皮膚に分配される水分量も増え、乾燥の悩みが改善されるというわけです。秋は五行においては「乾燥」の季節となっているほど空気が乾きますのでぜひ、今からそんな秋対策をしておくといいですね。

 このように夏のリセットと秋の用意の両方をできるモロヘイヤ。ぜひ、積極的に食べてみてください。

飯野耀子AllAbout食育ガイド/ myfood.jp編集長。健康管理士、薬膳料理指導員、
食育指導士など多数の資格を保有。FANCL発芽玄米粥の監修も務める。
著書に「夜トマトダイエット」(ぶんか社他、台湾版、中国版、韓国語版)
「合格への食卓」(扶桑社)がある。飯野耀子公式サイトはこちら

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