無料で観られる迫力ある絵画

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赤紅と紅色の違いがわかりますか?

 高校時代は美術部に属し、今では少なくなったけれど、美術館などでゆっくりと絵画を観るのが大好き。ただ、日本は文化や芸術を贅沢品としてとらえているところがあるし、どこか日常生活とかけ離れたところに置いてしまいがちなのが残念であり惜しくてたまらないのです。

 最近はテレビやパソコンなどの画面を通して色を認識している子供も多くなってきているためか、画面を通した色と実物との色の微妙な違いがわからなくなっていると、以前に何かの本で読んだ気がします。

 赤といっても、日本の伝統色の赤には、赤紅、紅(くれない)、朱、茜色、赤丹、臙脂(えんじ)、真紅(しんく)などがあるし、アメリカの伝統色の赤には、アメリカン・レッド、グローリー・レッド、エンパイア・レッド、ナチュラル・レッドなどがあります。

 イギリスの伝統色の赤には、シグナル・レッド、ユニオンジャッグ・レッド、ターキー・レッド、ポピーレッド、トマト・レッドなどが。こうしてみてみると、色には実に多くの種類があるんですね。

 ただ、テレビやパソコンの画面を通して観る色には限界があります。液晶ディスプレイが登場し、最近では1600万色を超える膨大な色を表現できるようになったとは言え、それでも自然界の色は、白なら白でもまったく同じ色のものは存在しないといっても過言ではないはず。

 

本物を観ることで色の微妙な違いを体感する

 たんぽぽとヒマワリの黄色の違い。高速を車で走っていても、長野県、山梨県・・・と、県によって緑の色が微妙に違う。液晶ディスプレイが1600万色を表現しているといっても、やはりテレビやパソコンの画面に写し出される色は、所詮は作られた色になってしまう、と私は思えてならないのです。

 と、何が言いたいかと言えば、こうした微妙な色合いの違いを子供に自然と伝授するには、やはり小さな頃から本物の絵画を観せてあげることは、とても有効だと言われています。

 ただし、日本の場合、大人はまだしも、子供も有料なんですよね。海外は、学生や子供が無料という美術館も多いのです。

 以前、仕事でニューヨークに行ったときのこと。仕事の合間に「メトロポリタン美術館」へ行くと、日本なら小学校6年生くらいだろうか。美術館には図書館のように、椅子とテーブルが置かれているスペースがあり、そこで学校帰りの子供たちが宿題をやっていたのがとても印象的でした。もちろん、12歳以下の子供は無料。フランスの「ルーブル美術館」だって、18歳未満の子供は無料なのです。

 

無料で大迫力の絵画が観られる都会の異空間

 で、先日、仕事で日比谷にある第一生命本社を訪れたときのこと。どっしりと重厚な建物を入ると、目立たないけれど、左右にギャラリーが2カ所あるのです。どちらも無料で観ることができるわけですが、私が何故、ここでご紹介しようと思ったかと言えば、そこに展示されていた作品の凄さ、迫力なんです。

第一生命ギャラリー

第一生命ギャラリーにて


どうですか? すごいでしょ~♪

右の作品は、伊庭靖子さんの作品ですが、実物を観ると本物そっくりなんですよぉ。

 写真の男性は、第一生命・CSR推進室の大坪さんですが、身長174cmだそうですから、絵画がどれほど大きいかおわかりいただけると思います。こんなに迫力のある作品を、しかも無料で観れるなんてぇ、めったにあるもんじゃーないですよぉー!!!

 ギャラリーは南北に2つあるのですが、こちらは「南ギャラリー」。第一生命は、企業メセナとして美術や音楽などの芸術文化の支援活動を行っていて、若手作家の育成と美術界の活性化を目的として開く『VOCA(ヴォーカ)展』は、今年で18回目となるそうです。

 南ギャラリーでは、VOCA展の受賞作品や、受賞作家の個展が開催されていますが、現在は“日野之彦展”が開催され、4月20日(水)まで観ることができます。

 ちなみに、伊庭さんは1998年にVOCA展奨励賞を受賞しています。是非、みなさんも、日比谷方面においでの際は、第一生命ギャラリーに立ち寄ってみませんか?

ギャラリースケジュール等、詳しくは下記サイトをご覧ください。
第一生命公式サイト 「第一生命ギャラリー」

*開館時間・・・正午~午後6時
*休館日・・・土・日・祝日(ただし展示替えのため臨時休館あり)
*住所・・・〒100-8411 東京都千代田区有楽町1-13-1 DNタワー21
*アクセス*
・JR有楽町駅下車 徒歩2分
・東京メトロ日比谷線・千代田線・都営地下鉄三田線 日比谷駅下車徒歩1分
・東京メトロ有楽町線 有楽町駅下車徒歩1分
※地下鉄出口B1、B2です。

川端真弓。フリーライター/薬膳アドバイザー。埼玉県所沢市在住。1986年に「無理なく無駄なく簡単エコロジー」を合言葉に、子育て中の主婦でも身近にできる環境問題を考えるサークルを発足。以来、無農薬栽培など風土に根差した生き方を模索中。現在は、写真と詞をコラボした新しい感覚のアート「PHOTOEMほちょう調」を広める活動にも携わっている。WEBサイトはこちら

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