食前の口体操

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虫歯や感染症の予防にもなる口体操

 ラジオ体操ならわかるけど、口の体操ってな~に?と思われますよね。食前の口の体操には、虫歯の予防だけでなく感染症の予防効果もあるとして、この震災で長引く避難所生活の方々に歯科医師の方々が勧めている体操なんです。

 では、なぜ避難所生活が長引くと口の体操が必要なのでしょう。

 厚生労働省の健康安全・危機管理対策総合研究推進事業のひとつとして、「大規模災害時における歯科保健医療の健康危機管理体制の構築に関する研究」というものがあります。

 その中で、阪神淡路大震災における震災関連死でもっとも多かったのが肺炎だったといいます。そして、その肺炎が誤嚥性肺炎であれば口腔ケアで防げたのではないかと考えられています。今回の震災でも現地に派遣される保健師さんや看護師さんが「避難所口腔ケア支援マニュアル」なるものを作成。

 実際に、平成21年11月、全国都道府県および保健所政令市(136)を対象に実施した大規模災害時における口腔ケアの体制に関するアンケートでは、64自治体(68.1%)がその必要性を認識しており、「認識していない」と答えたのはわずか1自治体だけ。

飲み込む力が弱くなっている高齢者にお勧めの体操

 歯磨きの際の水が確保できない被災地では、食後にシュガーレスガムがマウスウォッシュなどで口の中を清潔にするのも有効です。今回は、先ほどの「避難所口腔ケア支援マニュアル」にも掲載されている食前の口の体操をご紹介します。特に飲み込む力が弱くなっている高齢者の方は是非覚えておいてくださいね。

【口を閉じて行う下体操】
1. 舌を上唇で押す
2. 舌で下唇を押す
3. 舌で左右の頬を押す
4. 舌で頬の内側を左右かわるがわるに回す

  • イラスト入りの口体操は「阿部歯科クリニック」のサイトをご覧ください。

http://abe-shika-clinic.kamu-come.com/rihabilitation-2.html
口を開けて行う体操も載っていますよ。

川端真弓。フリーライター/薬膳アドバイザー。埼玉県所沢市在住。1986年に「無理なく無駄なく簡単エコロジー」を合言葉に、子育て中の主婦でも身近にできる環境問題を考えるサークルを発足。以来、無農薬栽培など風土に根差した生き方を模索中。現在は、写真と詞をコラボした新しい感覚のアート「PHOTOEMほちょう調」を広める活動にも携わっている。WEBサイトはこちら

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