薬剤師の上司が鮮魚売り場担当?

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変わりつつある薬剤師の職場事情

 あるサイトの掲示板で、ちょっと気になる笑えるやり取りがありました。

 それは、「とうとう上司が人事異動で他店舗へ行ってしまいました・・・」と、気が合っていた上司の移動を悲しむ部下の声。嘆き悲しむこの方の仕事は“薬剤師”です。

 で、何が笑えるのかというと、気が合った上司と入れ違いでやってきた新しい上司は、薬店や化粧品・日用雑貨売り場とはまったく無関係な売場から移動してくるということで、その書き込みに対するコメントが「へぇ~」という驚きと「クスッ」という笑いを思わず誘います。

「○○時代は上司に恵まれてました。よく飲みにいったなぁ~。
 今のマネージャーが以前は鮮魚担当・・・ってどうよ?」

「○○さんもご苦労されていますね・・・
 鮮魚担当って・・・! うちの今回の新主任は“書籍”担当一筋だったようです。
 出勤早々“何もわからないんですけど、僕は何をしたらいいのでしょう”って・・・」

 そうですかぁ。スーパー内の薬店では、こんなこともあり得るのですねぇ。もちろん、薬剤師でもない上司が調剤などをするのは問題ですが、こうした場違いの配属であっても、それ自体には問題はないはず。大切なのは上司としての判断力や指導力ですからね。ただ、私としては、最近の薬剤師の職場事情も変わったんだぁ~と、おかしくも微笑ましくも読んだコメントでした。

社会に出れば薬剤師の知識だけでは通用しない

 それにしても、薬剤師は直接医療行為を行わないものの、お医者様と同じように命を扱う重要なお仕事です。薬学部で6年勉強し、国家試験に合格しなければならない難しいお仕事でもあります。

 こうして晴れて薬剤師となるわけですが、お給料の面で見てみると、病院や調剤薬局よりも、こうしたスーパー内の薬売り場のほうが、初任給は30万円前後と高いらしいのです。ただし、本来の薬の処方よりも雑務の多いのが難点だとも言われています。おむつやシャンプーなど、医薬品以外のものを売ったり、売り場づくりや売上の確保などをしたりするケースもあるとか。

薬剤師が魚屋?

 また、調剤薬局などは薬の知識以外にも、ジェネリック(後発医薬品)やサプリメントの知識、患者さんに対応する際のカウンセリングスキルも必要になります。これはどんな仕事でも同じでしょうけれど、社会人になれば専門知識だけでは仕事はできないってことですよね。

 ところで、薬剤師になるための学校っていくらくらいかかるのでしょう・・・。お医者さまになるよりは安いというものの、国立の薬学部に6年通って350万円ほど。私立となると、約1000万~1300万円。高いところでは2000万円を超えるところもあるそうです。薬剤師になるには、お勉強だけではなく経済的にも大変だってことですねぇ・・・。

薬剤師の役割についてはこちらの記事をご覧ください。
「処方箋チェックと正しい服薬指導が薬剤師の仕事」

川端真弓。フリーライター/薬膳アドバイザー。埼玉県所沢市在住。1986年に「無理なく無駄なく簡単エコロジー」を合言葉に、子育て中の主婦でも身近にできる環境問題を考えるサークルを発足。以来、無農薬栽培など風土に根差した生き方を模索中。現在は、写真と詞をコラボした新しい感覚のアート「PHOTOEMほちょう調」を広める活動にも携わっている。WEBサイトはこちら

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