食中毒は梅雨時だけじゃない

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12月を除いて一年中発生する食中毒

 この季節に気になるのが『食中毒』。でも、これは一昔前の話で、最近では12月を除いてほぼ一年中、食中毒が発生しているというのです。

自家製の梅干なんていかがでしょうか


 最近では、焼き肉店のユッケ事件もあり、自宅でも外でも食中毒に気を付けなければならなくなっています。

 「えっ! 自宅でも?」と思ったあなた!

 「だって、買ってきた食品や残ったおかずなんかもちゃんと冷蔵庫にしまってるよ」と思っていませんか?

家庭内での食中毒の発生件数は全体の50%!

 厚生労働省の統計によると、家庭内での食事が原因とされる食中毒の例は数多く報告されていて、しかも、1994年頃までは10%足らずだった家庭内での発生件数が、1998年以降は過半数を占めているのです。

 食中毒の原因菌は大きく分けて3つ。

  1. 細菌・・・サルモネラ菌、病原性大腸菌(O-157やO-111)など
  2. ウィルス・・・ノロウィルス、E型肝炎ウィルスなど
  3. 自然毒・・・毒キノコ、ふぐ毒など

 かつては腸炎ビブリオという菌が多く、これは日本人のタンパク源だった魚介類と密接に関わる菌でした。ところが、最近では食生活の欧米化により、食中毒の原因となる菌も時代により変化しています。

 私も時折、無性に食べたくなったりしますが、ファーストフードをはじめとし、肉や卵、乳製品などを食材にしたさまざまな料理やデザートが広く親しまれるようになってきています。

 その結果、生卵や洋生菓子、レバ刺などに多いサルモネラ菌やカンビロバクタ―菌などによる食中毒が増えているのです。

菌をつけない、増やさない+殺菌の徹底!

 そこで今日は、家庭でできる食中毒対策をいくつかご紹介させていただきます。
 まず大切なポイントは、菌を「つけない」「増やさない」ことと「殺菌」の徹底です。

 手洗いはもちろんのこと、まな板、包丁などの調理器具を消毒したり、三角コーナーに生ごみを放置したままにしないこと。また、手を洗うときには指輪などの貴金属は外し、できれば食前だけでなく、食後にも手を洗うようにしてみてください。

 菌を増やさないという意味では、調理を手早く行うことも大切ですが、冷蔵庫を過信しないことも重要ですよ。特に夏場は、冷たい飲み物を出したりする回数も多く、ドアの開閉も増えますよね。でも、そのたびに庫内の温度が上昇しているのをお忘れなく!

毒消し効果のある梅干や生姜、スパイス

 そう言えば、私が高校生のときに母が作ってくれたお弁当には、必ず梅干しが入っていたものです。これも先人の知恵で、梅干や生姜、スパイスには臭みだけでなく毒消し効果があるから。他にも、パパやお子さんにお弁当を作る際には以下の点に気を付けてあげてくださいね。

  • 生野菜は控える
  • 詰めるときは水滴をしっかりきる
  • 温かいものと冷えたものを隣合わせにしない
  • 温められる食品はレンジなどで加熱し、冷ましてから詰める

川端真弓。フリーライター/薬膳アドバイザー。埼玉県所沢市在住。1986年に「無理なく無駄なく簡単エコロジー」を合言葉に、子育て中の主婦でも身近にできる環境問題を考えるサークルを発足。以来、無農薬栽培など風土に根差した生き方を模索中。現在は、写真と詞をコラボした新しい感覚のアート「PHOTOEMほちょう調」を広める活動にも携わっている。WEBサイトはこちら

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