介護アテンドサービス士

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ホームヘルパー2級に準ずる介護労働の即戦力

 介護福祉士やホームペルパーは、介護職の資格としてよく知られていますが、「介護アテンドサービス士」の名は、初めて見知る方も多いのではないでしょうか。

ひまわりPhoto by Kyle Rush

あたたかい資格

 以前は、入院患者の身の回りの世話や在宅介護の現場では、付添婦が主にその役割を担っていました。しかし90年代半ばに、病院の完全看護の開始とともに付添婦制度が廃止になりました。それに変わり、介護アテンドサービス士という資格が設けられ、ホームヘルパー2級に準ずる介護労働の即戦力として、現場での活躍を期待されています。

 介護アテンドサービス士の仕事の内容は、ホームヘルパーと大きな違いはありません。一般病院・老人病院・在宅などで病人や寝たきりの高齢者、認知症の高齢者などに付き添い、食事の介助や着替えの手伝い、体位交換、トイレへの介助といった介護を行います。

 また、理学療法士・作業療法士の補佐をすることもあります。介護アテンドサービス士から、実務経験を積むことで介護福祉士を目指すこともできます。

勤務時間は交代制で夜勤があることも

 ホームヘルパーとの違いが分かりにくいのですが、介護アテンドサービス士の資格は当初、厚生省ではなく労働省により90年に導入されました。これは、付添婦の社会的地位の向上を目指すものと、介護能力の高い家政婦を認定するということが目的です。現在は、どちらも厚生労働省の管轄による認定資格で、合格率は約70~80%となります。

 介護アテンドサービス士の活躍の場は、以下の通りです。勤務時間は、サービスを利用する方の都合によるため、交代制や夜勤があることもあります。

●医療施設
 病院、老人デイサービス、リハビリテーションセンター
●福祉施設
 市町村の社会福祉協議会、在宅介護支援センター
●その他
 シルバーサービス企業
 

介護アテンドサービス士の受験資格と内容

【受験資格】

  1. 介護業務に6カ月以上の実務経験(病院の付き添いも含む)がある方。
  2. 職業訓練校(介護サービス科)を修了した方。
  3. 介護労働安定センター認定の受験資格付与教育訓練施設を修了した方。
  4. 高齢者の福祉施設や病院、介護サービス事業者などで9ヶ月以上の実務経験がある方。
  5. ホームヘルパー2級を取得し、実務経験が6ヶ月以上ある方。

受験資格に年齢制限はなく、学歴・性別は不問です。

【学科】
社会福祉、保健衛生、介護にかかわる家政、介護知識、安全衛生の知識。

【実技】
ベッドメイキング、寝たきりのお年寄りの衣服を交換する。

【参考サイト】
財団法人 介護労働安定センター
資格試験 福祉の資格ガイド

丸山りん。ライター。愛知県豊川市在住。自閉症と軽度知的障害を持つ中2男子と、年子の弟の2児の母。自身も重度のうつ病経験を持ち、長年の闘病を経て回復。無駄を省いた生活、および家族との会話と猫をこよなく大切にする、自他共に認める「おかあちゃん」。

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