実は、年4回もある土用

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飯野耀子のベター クォリティ オブ ライフ 第72回

 今回は、土用のうなぎ。

 みなさん、こんにちは。いかがお過ごしですか?いっても涼しくならないのでいうだけむだかもしれませんが・・・暑いですねぇ。そして夏、暑い、とくれば土用のうなぎ。子供の頃は土用を土曜と間違えて夏の土曜日はうなぎを食べる日なのかと思っていました。(たぶん、私と同じ勘違いしていた方、いらっしゃいますよね?)

鰻の蒲焼きPhoto by sun_summer

ぜひ、食べましょう!

 さて、そんな土用ですが、中国には五行土王説という考え方があります。これは中医学のベースとなっている五行説に関わる話なのですが、一般的な五行の図とは別に真中に土があり、そこに木、火、金、水の4つがそれぞれ東西南北に対応して、ささっているような図で表す考え方です。

 これは「すべての事物が土を土台になりたっているので土という土台がしっかりとしていることがとても大事だし、土は他のものよりも格が上だ」ということを表現したものなんですね。そして、この土に対応する季節というのが土用を意味するとされています。ただ、土用というのは夏が一般的ですが実は年間を通じて4回あるんです。それぞれ四立といって年4回の節分の18日前から始まります。

 薬膳などでは、この土に対応する季節を長夏とし、特に夏の土用のところに対応させたりしているので、ここでは夏の土用に土を対応させて五行土王説を考えますね。そしてこの夏の土用というのが一年で一番暑さが厳しい折ということで疲労の度合いが大きい、すなわちバテてしまう時だと考えると、ここでいかに体力をつけ、疲労を少なくするかが一年をどのように過ごすかという点において非常に大事になってくるというわけです。

 ですから、平賀源内が考えたとされていますが、土用にうなぎを食べて精をつけようということは大正解!うなぎと云えば、昔から精のつく食べ物として有名ですし、栄養素的にもビタミンAやB群を豊富に含んでいるので疲労回復の助けとなって、免疫力も強化してくれる食材なので土用以外でも夏場は積極的に食べたい食材です。

 2011年の夏の土用の丑の日は7月21日と8月です。ぜひともこの日はうなぎを食べて一年の軸になるパワーを強くしてください。

飯野耀子 NPO法人日本ハーブ振興協会主席研究員、元AllAbout食育ガイド
myfood.jp元編集長。健康管理士、薬膳料理指導員、
食育指導士など多数の資格を保有。FANCL発芽玄米粥の監修も務める。
著書に「夜トマトダイエット」(ぶんか社他、台湾版、中国版、韓国版)、
「合格への食卓」(扶桑社)がある。飯野耀子公式サイトはこちら

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