「いつもの夏」

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 3月11日の東日本大震災により、東北は以前とは違った夏を迎えています。鎮魂と復興、そして絆の夏です。

「いつもの夏」

いつかの夏の。
どこかの夏の。

わっと風吹き
帽子さらって
背高雲の頭まで。

僕よりも
太陽に近い君になら
麦藁帽子を差し上げます。

川で作った水浅葱
水花火浴び
素肌透ける水衣。

初恋の
川と再会できたなら
君が濡れても構わない。

みなの夏、
僕の夏。
永遠の夏。


藤村洋介
元役者。気仙沼市在住。
詩や短篇の物語を中心とした朗読文を創作。3.11東日本大震災の経験を受け創作活動を再開。現在、気仙沼の復興のために活動している。

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