風月堂の変わり種アイスで復興の道

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アド街・薬丸印の新名物として紹介

 8月6日放送の『出没!アド街ック天国』(テレビ東京)をご覧になった方、いらっしゃいますか?

 キンキンこと愛川欣也さんが司会をし、毎回、ひとつの街にスポットを当て、その街の名物を紹介する長寿番組。土曜日の9時から放送され、グルメな情報も多いのですが、夕食の時間が不規則な我が家では、しばし夕食時にこの番組をおかずにしながら観たりします。

 さて、今回は「池袋東口」の特集でしたが、それとは関係なく、毎回番組の中でレギュラーの薬丸さんが「薬丸印の新名物」を紹介するコーナーがあります。で、タイトル「風月堂の変わり種アイス」が、今回の薬丸印の新名物として紹介されていたわけです。

市内の廃業した和菓子店の職人を雇用しての再開

 『風月堂』は、創業150年という歴史のある宮城県石巻市の老舗和菓子店。今回の東日本大震災では、お店に津波が押し寄せ床上1m以上浸水したといいます。

 また、工場は内陸部にあったものの、地震による停電で4万個のアイスを廃棄。それでも、震災後約1カ月で工場を再開。津波の被害にあったお店も、掃除をして机にお菓子を並べたような状態ですが販売を開始。震災で廃業した市内の和菓子店の職人さんも、新たに4名を雇っての再開となりました。

 読売新聞の取材(2011/8/4付朝刊)に、「雇用を守り、石巻を一緒に復興させたい。石巻で珍しいアイスを味わってもらえるよう頑張らなきゃ」と、復興に対する想いを店舗販売を担当する社長夫人の佐藤みつ子さんが答えていました。

そう、その復興を担うのがわさびやフカヒレ、さんまやひまわり、黒豆、ホヤ、キムチなどの変わり種アイス。

宮城県石巻の老舗和菓子店が開発

 もともと同店は、25年ほど前に「ササニシキアイス」を発売。宮城県米を応援することを目的に、社長の佐藤恵昭さんが開発しヒット商品になり、そこから海産物のおいしい宮城をPRするため、ホヤ、カキ、アワビなどを入れた変わり種アイスを次々と生み出した経緯が。

 ササニシキアイスは、炊いたお米をアイス用に加工する製法で特許も取得済み。2年前には、地元名物「石巻焼きそば」をアピールするため『茶色い焼きそばアイス』を発売。変わり種の素材は、あくまでも地元名産にこだわっているそうですが、今回のアド街では、この焼きそばアイスが紹介されていました。

 見た目も、青のりやアーモンドと砂糖を混ぜたマジパンで作った目玉焼きがのっているんですが・・・、番組ではこのアイスを食べたゲストの中川祥子さんが「クセになりそうな味」というようなコメントをしていましたね。他の方も、意外においしいというコメントがほとんど。

夏になると全国から注文が舞い込むという風月堂の変わり種アイス。
さんま、まつたけ、アワビ、わさび、ゆり、フカヒレ、ホタテ、こだわり豆腐、キムチ、三陸うに、オレンジスイカ、納豆、黒豆、セリ、インドカレー、ティラミス風コラーゲン、馬刺、牛タン、タコ、イカ、ホヤ、玉ねぎ、シジミ、茶色い焼きそばアイス、フカヒレラーメン などなど・・・ その数、130種類以上。

 復興のためとはいえ、ちょっとドキドキしちゃうような変わり種もありますよねぇ・・・
 さてさて、あなたならどれを食べてみたいですか?

川端真弓。フリーライター/薬膳アドバイザー。埼玉県所沢市在住。1986年に「無理なく無駄なく簡単エコロジー」を合言葉に、子育て中の主婦でも身近にできる環境問題を考えるサークルを発足。以来、無農薬栽培など風土に根差した生き方を模索中。現在は、写真と詞をコラボした新しい感覚のアート「PHOTOEMほちょう調」を広める活動にも携わっている。WEBサイトはこちら

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