職能判定員

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障碍者就労を援助する仕事人

 現在では、インターネットでも障碍者のための求人情報を簡単に探すことができます。しかも、大都市や工業の盛んな地方都市には、かなりの求人数があります。そのための就職説明会なども各都市で行われています。しかし、そのような形の就職活動ができない障碍者の方もまた、多くいるのが現状です。

 職能判定員は、そうした身体障碍や知的障碍の方に、自分の能力や体力に見合ったぴったりの仕事を見つけ、就業できるよう援助をするのが仕事となります。

 職能判定員の活躍の場は、おもに身体障碍・知的障碍のある方の更生相談所をはじめ、肢体不自由者・内部障碍者・聴覚言語障碍者などの更生施設などがあります。

職業能力の判定って何をするの?

 身体障碍者施設や知的障碍者更生施設の場合、職能判定員は医師やケースワーカー・心理判定員と一緒にチームを組み、施設の利用者が職場・社会・日常生活に適応できるように相談や指導・訓練(職業的リハビリテーション)を行います。中でも、利用者の職業的能力の判定を専門とするのが職能判定員です。

 職業能力の判定というと、なにやら厳しそうな、難しそうなイメージですが、障碍のある方が身体的・知的能力に適した仕事に就労できるようにするための、適性検査のようなものです。

具体的には、以下のようなテストをします。

  • 作業標本テスト
  • 質問形式の標準テスト
  • 面接

 上記の検査を通じ、就労を希望する方の生活全般の能力をなるべく正確にとらえ、把握することが大切です。

無理なく継続して働けるかを基準に判断

 この時、本人が希望する仕事と職業能力の判定結果が違うことはあります。しかし、職能判定員は、判定を受けた方が無理のない、継続した職業生活を続けることができるかどうかを基準に判断をします。

 最近は障碍者を雇用する職場も増えてきており、障碍者雇用に関わる福祉の職種も多くありますが、職能判定員の仕事は、施設での指導・訓練~職業生活を送るまでの間に、就労を希望する障碍のある方の職業能力を判定し就業の足がかりをつかむという意味で、とても重要な役割を担っています。

【参考サイト】
●福祉の仕事ガイド 職能判定員の仕事
http://welfare.czxc.net/other-2.html

丸山りん。ライター・SOHO。愛知県豊川市在住。自閉症と軽度知的障害を持つ中2男子と、年子の弟の2児の母。自身も重度のうつ病経験を持ち、9年の闘病を経て回復。無駄を省いた生活、および家族との会話と3匹の猫をこよなく愛し、自他ともに認める「THE おかあちゃん」。息子達の進路に頭を悩ませ、奔走する日々を送っている。

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