鍼灸師

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奈良時代から活躍してきた鍼灸師

 
 鍼灸(はり・きゅう)は、約3千年前に中国で生まれ、6世紀に日本に渡ってきました。奈良時代には既に、はり師・きゅう師が誕生し、時代とともに視覚障碍の方の職業として世の中に浸透してきました。

 「はり師」と「きゅう師」は別々の国家資格で、両方とも持っている人を「鍼灸師」と呼んでいます。鍼灸師は、東洋医学の理論に基づいた医療を施す技術職で、「はり」や「お灸」を用いて、患者さんの体の経絡(つぼ)を刺激し、全身の血の巡りを良くすることで、患部や全身の状態を快方に向かわせます。

 1947年に「あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師等に関する法律」が制定されました。長い間都道府県知事免許資格でしたが、1992年に法改正され、国家資格へと変わりました。

今後の活躍が期待されるはり師・きゅう師

はり師・きゅう師の活躍の場

 活躍の場として、鍼灸院に勤務し経験を積んだのちに鍼灸院を開業をするほか、接骨院や整形外科に勤める場合もあります。
今後は、介護老人保健施設に勤めたり、訪問リハビリステーションから利用者宅に訪れて施術を行う訪問鍼灸など、高齢者関連分野での活躍の場が広がるでしょう。また、美容やリラクゼーションを目的とした鍼灸のニーズも広がってきています。
 

鍼灸師になるには・・・

 鍼灸師と一言で呼ばれていますが、はり師ときゅう師の試験は、共通の科目はあるものの、別々の試験です。鍼灸師になるには、高校を卒業後、3年制または4年制の鍼灸師養成大学・短大・専門学校を卒業後、はり師ときゅう師の両方の国家試験に合格する必要があります。
 著しい視覚障碍がある場合は、中学卒業後、文部科学大臣認定の学校、もしくは厚生労働大臣認定の養成所で、5年以上はり師・きゅう師として専門の知識・技能・理論を学んだ方が、国家試験を受験できます。

 国家試験の合格率は、70%後半から80%前半といわれています。はり師・きゅう師は、常に人と接する職業なので、高いコミュニケーション能力も求められます。

【参考サイト】
●鍼灸師インデックス
http://www.sinkyuusi-index.jp/
●鍼灸師への道
http://shinkyu.mainiti-zenshin.com/

丸山りん。ライター・SOHO。愛知県豊川市在住。自閉症と軽度知的障害を持つ中2男子と、年子の弟の2児の母。自身も重度のうつ病経験を持ち、9年の闘病を経て回復。無駄を省いた生活、および家族との会話と3匹の猫をこよなく愛し、自他ともに認める「THE おかあちゃん」。息子達の進路に頭を悩ませ、奔走する日々を送っている。

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