すべての人が健康に暮らすための仕事

よかったら、シェアして下さい。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

それは、保健師

 皆さんは保健師がどんな仕事をしているか、ご存じですか?
 健診や家庭訪問で見かける保健師のイメージとして、「白衣着てるけど医者じゃない、看護師でもない。何の仕事の人かしら?」などと、何となく曖昧なイメージを思い描く方が多いようです。

健康的な景色Photo by kate.52words

こんな笑顔で過ごしたい

 保健師の仕事はあまりよく知られていないかもしれませんが、実は意外と私たちの身近なところで活躍しているんです。具体的には、保健師は以下の活動をしています。

○保健センターの保健師の仕事

  • 母親学級
  • 妊婦相談
  • 乳幼児検診
  • 乳児の家庭訪問
  • 成人病検診とその後の保健指導
  • 生活習慣病の予防教室
  • 各種健康相談

○保健所の保健師後の仕事

  • 障碍者・難病指定患者などへの保健サービスの提供
  • 管轄する地域において、インフルエンザ・食中毒などの健康危機管理
  • 災害が発生したときの看護活動や、住民の安全と健康を守るための活動

○福祉施設に勤務する保健師の仕事

  • 寝たきりのお年寄りのいる家庭を訪問し、日常生活支援や問題点の改善策を立てる
  • 福祉サービスやリハビリが必要な場合はその調整をし、被介護者が自立した生活を送れるように支援

○産業保健師の仕事

  • 労働から来る健康障碍を予防
  • 職場環境の相談・教育・指導
  • 労働者の健康診断や健康管理

○児童施設に勤務する保健師の仕事

  • 保育所では保育士と連携し、健康診断・予防接種など
  • 障碍児が保育所入園する際の、保育士のサポートや健康管理
  • 児童施設に勤務して他の専門家と連携を取りながら、親の病気による保護が必要な子どもの発見や、近年問題が顕在化している児童虐待防止活動をしています。

 つまり、私たちが健康に暮らしていくために欠かせない仕事として、家庭訪問や健康診査、健康に関する教育などを総合的に行う―それが保健師の仕事となります。

 特に、近年、児童虐待防止活動としてケースワーカーや心理相談員、医師などと連携をとりながら行う保健師の役割は、とても重要だと言えます。

平成6年にはじめての男性保健師が誕生

 その対象は、地域に住む赤ちゃんから高齢者までと幅広く、すべての人が、より健康に暮らすためのサポートはもちろん、病気や障碍を持つ人たちの生活のクオリティを高める支援まで、多岐に渡り幅広い活動をしています。

 また、保健師は女性特有の仕事だと思われがちですが、平成6年にはじめて男性の保健師が誕生し、その際の国家試験男性合格者は67人。平成18年には341人が合格しています。

 今は、沖縄に32人、千葉29人、東京29人、北海道が28人と、保健所や保健センター、福祉関連施設で男性保健師として活躍されているとか。今後は、全国で男性保健師の姿を見かけることも多くなるのでしょうね。

 【参考サイト】
一般社団法人 全国保健師教育機関協議会 保健師の仕事
天使大学 受験生のための職業ガイド 保健師のしごと

丸山りん。ライター・SOHO。愛知県豊川市在住。自閉症と軽度知的障害を持つ中2男子と、年子の弟の2児の母。自身も重度のうつ病経験を持ち、9年の闘病を経て回復。無駄を省いた生活、および家族との会話と3匹の猫をこよなく愛し、自他ともに認める「THE おかあちゃん」。息子達の進路に頭を悩ませ、奔走する日々を送っている。

スポンサードリンク

よかったら、シェアして下さい。

フォローする