携帯で文字を音声化するワザ

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 文字情報を音声にして伝える技術が進歩する中、注目されているのが「音声コード」です。切手ぐらいの大きさの音声コードに約800文字分の文章が記録できるため、これまでは特別な専用読み上げ装置を使っていましたが、今では、手のひらサイズの携帯電話使って聞けるように進化しています。広報誌や商品カタログなどに音声コードが印刷されはじめ、コードの導入事例も増えてきています。

 使い方は、簡単です。携帯電話の音声コード読み上げ機能を作動させ、音声コードをカメラで撮影するだけで音声の読み上げが始まります。

音声コードの技術Photo by ArchiM

 

 こうした音声コードの普及に取り組んでいるのが、NPO法人『日本視覚障がい情報普及支援会』。視覚障碍者の生活環境向上とともに、視覚に関してさまざまな貢献をしています。そうした活動もあり、2011年春モデル「らくらくホンベーシック3(NTTドコモ)」には、この音声コードの読み取り機能が搭載され、視覚障碍者はもちろん、高齢者の日常生活にも役立っているそうです。

 しかし一方で、視覚障碍があると携帯電話のカメラで音声コードが撮影しにくいのではないかという声もあり、補助器具として、器具の上に携帯電話をセットした下に音声コードを差し込むだけで正確に撮影できるようにも改良されました。今や音声コードは、自治体のお知らせや広報誌、福祉機器のカタログ、『ねんきん定期便』の封筒、政府制作の『東日本大震災の被災地向け小冊子』などに活用されています。

 音声コードは、専用のソフトがあればパソコンのワード文書をコード化できるため、比較的簡単につくることができます。今後、さまざまな料金明細や請求書、薬局の説明書などへの利用も考えられています。

 誰にでも快適でやさしい社会に・・・。
携帯電話という身近でパーソナルな機器を使った音声コードの拡がりに期待したいですね。

※参考:NPO法人『日本視覚障がい情報普及支援協会
 
 ライター:野間能子 医療・スポーツ・美容・飲食など、ライフスタイル全般のプランニング、編集・執筆、商品企画などを行う。

 

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