親や児童からの相談を受け解決する仕事人

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児童福祉司の仕事

 児童福祉司は、児童相談所に配置されている職員で、その配置は児童福祉法第11条の規約に基づいています。

 18歳未満の児童の養育や保護、適切な育成を目的に、福祉に関するさまざまな事柄の相談に乗り、問題があると判断すると、社会的診断や必要な調査・措置を行い、問題の解決を目指します。

子供の笑顔Photo by Space Ritual

笑顔、かわいいです

 その際、医師や心理判定員など専門家と協力し、問題を抱えた児童や保護者に指導やアドバイスを行います。相談内容は、病気や死亡だけでなく、家出や離婚、虐待などの理由から子供を育てていけないといったものから、傷害・窃盗・シンナー吸引・放火・不登校など幅広く多岐に渡っています。

保護者の主な相談内容

  • 病気、死亡、離婚、虐待などで子どもの養育が不能、あるいは困難

児童の主な相談内容

  • 窃盗、傷害などの非行行動
  • 自閉症など発達障碍
  • 不登校

 こうした多岐に渡る問題一つ一つに対応・解決するために、児童福祉司は社会学・心理学・ケースワークの専門技術を求められます。また、難しいケースにも対応できるように高いコミュニケーション能力と、幅広い教養、社会経験も必要になります。

 

児童福祉司任用資格を得るには

 児童福祉司になるためには児童福祉司任用資格が必要です。この資格に、受験はありません。下記1~4の条件を満たすと資格を得ます。その後地方自治体の公務員試験に合格し、児童相談所に職員として配属されて、はじめて児童福祉司と呼ばれるようになります。

  1. 大学で心理学・教育学・社会学の課程の単位を取得し、指定施設における実務経験を1年経験した方
  2. 医師・社会福祉士・社会福祉主事として2年以上福祉の仕事に従事された方
  3. 保健師・看護師・保育士・教員・児童指導員の経験が1~2年あり、指定施設における実務経験を1~2年積んだのち、厚生労働大臣の指定する講習会を受講した方。
  4. 以下の厚生労働大臣が指定する児童指導員養成課程を卒業した方
  5. 上記2つは大卒であることや年齢制限などの条件があります。

 待遇は地方公務員なので安定した収入があります。ただし、安定というだけで選ぶ職業ではなく、その仕事内容は遣り甲斐があるとは言うものの深刻なものも多く、児童虐待の事件が後を絶たない昨今、児童福祉司は大変忙しく手の足りない状態のようです。

 【参考サイト】
リクルート進学ネット「児童福祉司任用資格」
厚生労働省「市町村児童家庭相談援助指針についての資料」
福祉・介護の仕事情報室「児童福祉司とは」

丸山りん。ライター・SOHO。愛知県豊川市在住。自閉症と軽度知的障害を持つ中2男子と、年子の弟の2児の母。自身も重度のうつ病経験を持ち、9年の闘病を経て回復。無駄を省いた生活、および家族との会話と3匹の猫をこよなく愛し、自他ともに認める「THE おかあちゃん」。息子達の進路に頭を悩ませ、奔走する日々を送っている。

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