『視覚障碍者ツアー』で、世界を巡ろう!

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 日本には四季による季節の移り変わりがあり、家の近所を散歩しているだけでも、その変化を感じることができます。かさかさと葉っぱが鳴る音、すーっと頬をなでていく風。小川のせせらぎ(近所に川があればですが・・・(笑))。とにかく、同じ場所であっても、1年を通じてさまざまな変化を楽しむことができます。

 たとえ視覚や聴覚に障碍があって、実際に見たり聴いたりすることが困難でも、自分をとりまくこうした自然の移り変わりは、感じることができます。・・・というか、目をつむり、耳をふたしてみると、自動車などの音がじゃまをせず、かえって、本当の自然の音や感覚にふれることができるのかもしれません。

 近所を歩いているだけでなく、旅行にでかけて、もっと別の場所で、もっと多くの体験をしてもたいと思っている障碍者の方のために、さまざまな障害者用旅行ツアーを利用してみてはいかがでしょうか。

 ブルーエコーツアーズでは、ヨーロッパ自動文学の旅や、フランス・スケッチ旅行など、目的に合わせたさまざまなツアーを紹介しています。また、既存のツアーだけでなく、『自分たちで作る楽しいツアー』と称して、ツアー企画のカスタマイズも請け負っています。

その中のひとつが、『視覚障碍者の旅』です。

 旅行のオーガナイザーは、『ヘレンケラー学院』の教師である和出野充洪さんです。1988年以来、毎年7月末~8月上旬にかけて10~14日間で催行されています。

 毎年テーマが設定されるのですが、今まで行われてきたツアーをご紹介すると、例えば、

『イタリア、ハンガリーの温泉めぐり』
『ライン川、ドナウ川、レマン湖、セーヌ川などを巡る、水の旅』
『ニース海岸(コートダジュール)、サルデーニャ島で、泳ぎを楽しむ』
『雄大なヴェスヴィオ火山を、みんなで登る』
『スイスのアルプス山脈を、ハイキングする』

など、視覚障碍者も健常者も共に楽しめる、素晴らしい企画ばかりです。

 引率者は、もちろん旅行のプロですので、国際特急列車(国際特急寝台列車を含む)の乗り放題のユーロパスを効率的に利用して、お仕着せの決まりきったパックでは味わえない、気の置けない仲間という楽しい自分たちだけの小旅行という雰囲気です。

 他にも、毎年6月ヨーロッパの自然が美しい時期に催行される、『世界ウォーキング』。旅のコンセプトはひたすら現地に触れていただくということ(笑)。自然の中を歩くカントリーウォーク、村里を歩くヴィレッジウォーク、町を探訪するシティーウォークなどをうまく組み合わせ、スイス、シンガポール、北欧、カナダなどの名所を歩きます。

 「日本野鳥の会」の学術顧問・福沢範一郎さんを引率者に、フランスやイギリスなど現地の視覚障害者自然観察会メンバーと交流しながら、共に森に出かけていって野鳥の声を聴くツアーもあるんです。

 お一人でもグループでも、企画に合わせてツアーをセッティングしています。
 視覚障碍の方がふれる世界の名所。旅行に行かれた方の感想も、是非、お聴きしてみたいと思いますね。

※参考資料:
ブルーエコーツアーズ
http://www.blueecho.net/

ライター:野間能子 医療・スポーツ・美容・飲食など、ライフスタイル全般のプランニング、編集・執筆、商品企画などを行う。

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