言語聴覚士とは

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 私たちは、言葉をつかって意志を伝えあい、文字を利用して生活しています。言葉は、精神発達を育み、思考力を支え、コミュニケーションの手段として重要な機能を果たしています。 もし、言葉や文字が使えなくなったら・・・と想像してみてください。そのとたん、何をどうしていいか途方に暮れるのではないでしょうか。

言葉の障碍には、さまざまな種類があります

◆【聴覚障碍】
耳が聞こえない
◆【失語症・言語発達遅滞】
聞こえても言葉の持つ意味が理解できなかったり、いいたい言葉をと言葉として発することができない
◆【音声障碍・構音障碍】
思うように声が出せなかったり、発音ができない
◆その他
乳幼児から高齢者までの、さまざまな聴覚・音声・言語障碍

 こうした言葉の障碍を持ち、現在、約190万人の方々が、言語聴覚士等による何らかのサービスを必要としています。言語聴覚士とは、厚生労働大臣の免許を受け、言語聴覚士の名称を用い、音声機能、言語機能、または聴覚に障碍のある方の機能の維持向上を図るため、言語訓練、その他の訓練、これに必要な検査、及び助言、指導その他の援助を行うことを業としています。

 言語聴覚士は、主に医療施設、医療福祉中間施設、福祉施設、教育・研究施設等で治療にあたっています。しかし、言語聴覚士が不足している医療機関もまだまだ多く、各機関とも、今後も言語聴覚士の充実化が図られると考えられます。

 第83回アカデミー賞作品賞受賞作品である、『英国王のスピーチ』(原題: The King’s Speech)には、言語聴覚士が登場します。イギリス王ジョージ6世(即位前はヨーク公アルバート王子)の史実を基にしたストーリーでは、ジョージ王が吃音症のために聴衆へのスピーチがままならない苦悩を共に受け止め、さまざまな治療を担当しています。

『言葉で相手に伝えること』『相手のいいたいことを聴くこと』
この行為に、どれだけ人間の持つ緻密な機能が相まって行われているのか。話し方を変えるだけで、相手の心も自分の心もどれほど変化するか。
言葉についてじっくり考えてみたくなりますね。

※参考資料:国立障害者リハビリテーションセンター学院
http://www.rehab.go.jp/College/japanese/index.html

ライター:野間能子 医療・スポーツ・美容・飲食など、ライフスタイル全般のプランニング、編集・執筆、商品企画などを行う。

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