『音楽療育』で、健やかな成長を!

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 情操教育のために、音楽はとても良いといわれています。
 障碍児童や障碍を持つ方の心や身体のケアのためにも、音楽は最良のツールとして、人生の豊かさや楽しさを教えてくれます。

 もちろん、大きな声で歌を歌うだけでも、とても気持ちがいいのですが、仲間や家族と一緒に歌ったり、音楽を奏でたりするのは、また違った喜びがあります。

 仲の良い人と一緒に音楽を楽しむために、ピアノの練習を通じて、障碍を持つ方にレッスンをされているのが、石嶺尚江音楽教室の石嶺尚江(いしみね なおえ)先生です。

 石嶺先生が行っている『障碍児音楽療育』は、ひとりひとりに個性があるように、障碍も人それぞれ異なるという考えのもとに行われています。
先生と生徒の2人で話し合いながら、毎回のレッスンを通して、生徒に合わせた音楽指導をしてくださるので、決まったマニュアルはありません。

 最初は、なかなかうまく弾けなかったピアノも、生徒に合った練習方法で、少しずつ少しずつ取り組んでいくことで、確実に上達していきます。

 ピアノから音が出ること自体が楽しく、また、先生と会話することがうれしいということも、上達の大きな理由ですが、実は、医学的にもしっかりとした根拠があります。

 健常者にも同じことがいえるのですが、ピアノのように、指先を細やかに動かす楽器は、

1. 指先への適度な刺激をもたらす
2. 自分の出した音を聴くことで耳への刺激をもたらす
3. 伝達機能を潤滑化する
(鍵盤を見ることでの目への刺激 → 指や手への脳からの伝達 → 弾く・鳴らすことでの指先への刺激 → 音を聴くことでの耳への刺激 → 音色の判断による脳への再刺激)
4. リズム感を養うことは、歩いたり走ったりすること(リズム感)の練習になる

 こんなにもたくさんの『身体と脳にいい刺激』に、あふれているんです!!

 脳性麻痺などの障碍で、指の関節が弱くなっている場合は、間接にテーピングをすることで、随分とピアノの鍵盤が弾きやすくなります。

 ピアノの前の椅子に座れない障碍を持つ場合は、身体に合わせて調整ができる補助椅子を活用することで、安心してレッスンすることができます。

 また、知的発達障碍や自閉症の方には、歌いやすいように、なるべく音列が並んでいる曲を選ぶことや、音階が変化するタイミングを『シール』などを利用することで理解しやすくなります。

ピアノを弾く前に、まずは手や指の筋肉を強化するため、『お手玉』や『おはじき』『豆つかみ』などの補助練習から始めれば、問題ありません。

ゆっくりゆっくり・・・

 が、先生と生徒の合言葉。
 いつかきっと、連弾して楽しむことができるように・・・。

 今日できることを、丁寧に丁寧に練習することを大切にしています。

※参考資料
石嶺尚江音楽教室
大阪府吹田市山田西1丁目
http://ishiminenaoe.net/index.htm

ライター:野間能子 医療・スポーツ・美容・飲食など、ライフスタイル全般のプランニング、編集・執筆、商品企画などを行う。

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