点字食器TENJI

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 障碍者用の食事支援アイテムには、さまざまなものがあります。使いやすく丸みを帯びたもの、つかみやすく大きな取っ手がついたものなどなど・・・。誰もが使いやすく、スムーズな食事をサポートするために作られています。

 トマトケチャップやジャム、ミネラルウォーターなどのペットボトルに、点字表示があるのはご存知ですか?小さなものなので、気付かれなかった方も多いかもしれません。

 容器やパッケージなどは、形が似ているものが多く、区別しにくいことが多いのです。それを点字表示することによって、内容を明確に知ることができます。

 例えば、牛乳パックの上部に丸い切りかけがあったり、サランラップには凸マークがあったりします。これらも、パッケージや形状が似ている商品などの商品内容を伝えるために、特別に作られた「識別マーク」を用いています。視覚障碍をお持ちの方や、糖尿病で視覚障碍になられた方の生活をサポートしているのです。

 株式会社丸モ高木陶器では、視覚障碍を持たれる方の食事時間をより楽しいものにするために、識別マークをつけた食器―TENJI―を製作しています。

株式会社丸モ高木陶器
http://www.century.gr.jp/product/index.html

 点字食器を作るきっかけとなったのは、視覚障碍を持つ方にも、食事の楽しみをもっと味わってもらいたいという想いです。食事の楽しみは、ただ美味しい味わいのものを食べるだけではありません。

 それがどんな食器に、どんな風に盛り付けられているか。テーブルの上には、どんなお皿がいくつ並べられていて、お茶碗やお箸に、どんなものが選ばれているのか・・・。様式美などの美しさも食事のときの大きな要因で、それらすべてを合わせて食事を楽しむという行為になるわけです。

 そこで、箸置きや湯飲みに点字や凸模様の入った食器をつくり、自分で使ったり、プレゼントにすることで、点字や点字を通して、視覚障碍を理解するきっかけにしてもらおうと考えました。

 そして、漢字・カタカナ・ひらがなと同様に、点字が大切な「文字」であることも世の中に広めたかったといいます。

 食事を通して視覚障碍にふれる・・・。そんな想いがつまった食器です。

ライター:野間能子 医療・スポーツ・美容・飲食など、ライフスタイル全般のプランニング、編集・執筆、商品企画などを行う。

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