聴覚障碍者のための運転免許

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 運転していると、または、車に乗っていると、「運転初心者マーク」など、運転者の経験値を知らせるマークを見ることがあります。

 そのマークを見つけると、「運転免許を取ったばかりだから、緊張して運転しているな」とか「交差点では、さらに速度が落ちるだろうから、こちらも気をつけよう」など、周りの車が事前に心の準備ができるので、交通事故の発生を防ぐ一因となっています。

 そんな中、平成20年6月1日から、聴覚に障害のある方が、普通自動車の運転免許を取得できることになり、新しいマークが配布されています。

 それが、「聴覚障害者標識」です。
http://www.jtsa.or.jp/topics/T-110.html

 「聴覚障害者標識」を付けた自動車は、聴覚に障害のある方が運転しています。そこで、まわりの車は理解と心くばりをするようメッセージとしてマークが作られました。

 警察庁では、このような基本基準を定めています。

◆聴覚に障害のある方は、
・「聴覚障害者標識」を付けなければなりません。
・ワイドミラーを使って後ろの安全をよく確かめましょう。

◆周囲の運転者の方は、
・「聴覚障害者標識」を付けた車に、幅寄せや割込みをしてはいけません。
・「聴覚障害者標識」を付けている車が、安全に通行できるよう配慮しましょう。

 また、さまざまなリーフレットが警察庁のwebからダウンロードできるので、詳細を知ることも可能です。

 聴覚障害の方が運転する際には、ワイドミラー設置が必須となります。車の流れや交通標識、側道の歩行者の様子をしっかりと確認して安全運転を行うためです。

 また、今までは補聴器を付けて運転許可を受けていた方がいらっしゃいますが、その方は改めて「聴覚障害者標識」を付ける必要はありません。

 例えば、視力を補完するためにコンタクトレンズやメガネをかけて運転している方は、免許証にその旨の記載があるかと思います。聴覚に補完機器が必要な方は、同じようにその旨の記載があるはずですので、それがあれば改めて、聴覚障害者用標識を取得しなくても大丈夫です。

 こうして、より多くの方の運転が認められることによって、寒い日や雨の日、駅から遠く離れた場所に住んでいる方、お医者様に行くとき、買い物をするときなど、多くの場面で自らの力で車を利用することが可能になります。

 スピードを楽しむことも車の大きな魅力ですが、こうして、人々の日常を支え、多くの人の暮らしを守ることも車の役目だと思います。

 その際のスピードは、ゆるゆると・・・。

ライター:野間能子 医療・スポーツ・美容・飲食など、ライフスタイル全般のプランニング、編集・執筆、商品企画などを行う。

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