マジック療法?!『ドクターマジック』

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 空箱の中から、ハトが勢いよく飛び出す・・・。
 コップの中のコインが、無くなる・・・。
 アシスタントの女性が、消えてしまう・・・。

 魔法使いの呪文にかかると、想像できなかった現象が起こります。
・・・というのは、少し表現が違いますね。

 これらはすべて、マジックのネタです。

 バーや、マジックレストランなどで楽しめる、カードやコインなどのテーブルマジックがあれば、本格的なマジシャンをお呼びした、大規模なマジックショーなどもあります。

 テレビ番組でもときどき、放送されていますね。
 ゲストが近距離でマジックを見ていても、まったく理解できない、素晴らしい技がこれでもかと見せてくれます。

 それらは、お笑いやモーターショー、舞台などの演劇などとはまた違った、新たな感動を私たちに与えてくれます。
 
 何度も何度も、血のにじむような練習と、どんな聴衆の面前でもポーカーフェイスでいられるような精神の鍛練があってこそ、トップマジシャンといわれる誉れを得ることができます。

 すずやかな笑顔の彼らは、壮絶な努力とセンスの持ち主だと、尊敬しています。

 マジックがもたらす『驚き』『感動』『驚嘆』『笑い』の効果に着目し、障碍をお持ちの方に、『マジック療法』として提供されているのが、ドクターイトウさんです。

 医師の伊藤先生は、マジックを活用し、患者さんとふれあう医療活動の中で、重要な要素に気がついたといいます。

 マジックを使った、『マジック療法』で発生する『笑いの効用』は、笑いを治療に取り入れた実在映画「パッチ・アダムス」(主演=ロビン・ウィリアムス,1998)にも共感して作られました。

「笑う門には福来たる」ということわざがありますね。

 笑いや笑顔は、平和・幸福をもたらし、健康体にし、脳循環を高め、老化を遅らせ、免疫力を高め、NK細胞が活性化し、がんの予防になることがわかっています。

『笑い』は、治療です。

 『笑い』は、「吐く」という生理運動から発達したものと考えられ、身体に入った毒(ストレス)を吐き出すことだといいます。

 『笑い』は、社会の毒(争い、犯罪、いじめ、差別など)をも吐き出して、人々を浄化する力を持っており、平和な社会を築いていくのに欠かせません。

 こうした『笑い』と『感動』と『会場が一体となって共感できる』ことを理由に、障碍をお持ちの方の治療の一環として、マジックを使った『マジック療法』を取り入れられています。

 ロープや布などを使う基礎的な手品を習っていくうちに、障碍が原因で、こわばっていた体が徐々に緩み、困難だった歩行もこれまでよりスムーズになった方もいらっしゃいます。

 手品を習い始めてから、歩くのも困難だった症状が次第に改善され、手や指先で、手品の道具をさわれることで、リハビリできたといわれる方もいらっしゃるそうです。

 笑いで健康増進を図る『マジックショー』は、脳梗塞やくも膜下出血の後遺症治療にも取り入れられています。

 指先を使うことで脳や神経に良い刺激を与えられ、血流が20%も増えるそうです。

 また、発表の舞台に立つことで、ほどよい緊張感や、相手を喜ばせようとする思いや相手の喜ぶ顔が精神的に良い効果を与えるそうです。

 障碍のためのリハビリはもちろん、ストレスや人間関係にも、『マジック療法』が役立ちそうですね。

※参考資料:
伊藤医院(福岡県春日市)
ドクターイトウ

ライター:野間能子 医療・スポーツ・美容・飲食など、ライフスタイル全般のプランニング、編集・執筆、商品企画などを行う。

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