大幡真琴さんの『そよ風コンサート』

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大幡真琴さんの『そよ風コンサート』

そよ風という、言葉の響き・・・繊細ですね。

風という目に見えないもの、肌で感じるもの。

そのやさしい感触のものに、さらに『そよ』をつけると、なにか、さらさらさらと、風によって、草木や葉っぱがゆれている音が聞こえるような、そんな感覚を得ます。

『そよ風に吹かれて』などと聴くと、やさしい自然の中で、癒されている気持ちにもなりますね。

『そよ風コンサート』を開催されている大幡真琴さんは、視覚に障碍をお持ちになりながら、永年作曲活動を続けられている鍼灸マッサージ師です。

大幡真琴さんは、子どもの頃から音楽が大好きで、さまざまな音楽や楽器にふれてこられました。

また、音楽を楽しむと同時に、中学生の頃から、自ら作詞作曲をはじめ、音楽により深く親しみ、音楽の奥深さや楽しさを感じていらっしゃいました。

しかし、16歳という若さで、若年性白内障を患います。

徐々に視力が失われていく中で、点字の専門誌や、点字で作られた楽譜を取り寄せながら、独学で作詞や作曲を手掛けられていきます。

また、視力が弱くなっていく中で、ピアノやシンセサイザーといった楽器を駆使しながら、約70曲ほどの作品を紡ぎあげています。

そうした作品を発表されるのが、『そよ風コンサート』です。

風鈴_ototadana

Photo by ototadana

同じ障碍をお持ちの奥様との、さまざまな日々の暮らしを題材とした作品なども、発表されるといいます。

あるときは、風鈴をテーマにされた作品もお作りになられ、声楽愛好家の方々とセッションされるなど、音楽をさまざまな形で楽しまれています。

暗闇を照らす光のような存在と評される奥様との暮らしは、とてもおだやかで、創作活動の意欲を高めてくれるものなのでしょう。

また、震災復興への願いをこめたエレクトーン作曲家の方々と一緒の演奏会も開催しています。

音楽にこめたメッセージを、やさしい音色で伝えてくださいます。

また、朗読ボランティアグループのメンバー「ひばりの会」の方々とともに、朗読会と演奏のコラボレーションコンサートも行っています。

年齢は、もうすぐ80歳に近づこうという方です。

身体の中にあるエネルギーは、多くの音楽家の方々とともに創りだす、清らかなメロディとともにますます大きくなっているのでしょう。

また、コンサートを聴きにきてくださる観衆の方々の拍手や感動の声が、さらに、元気の源になっているに違いありません。

まわりの音楽仲間と豊かな時間を楽しみながら、大幡真琴さんの曲に触れられるといいですね。

まるで、そよ風に吹かれているみたいに・・・。

※参考資料:

下野新聞、大幡真琴さん『そよ風コンサート』

ライター:野間能子 医療・スポーツ・美容・飲食など、ライフスタイル全般のプランニング、編集・執筆、商品企画などを行う。

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