『バリアフリー釣りクラブ』

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おっ!釣れた!『バリアフリー釣りクラブ』

10人寄れば、10種類以上の趣味の話で盛り上がるといいます。

中には、共通の趣味がありますし、そんなことを趣味にしていたのかと驚くほど、意外な趣味をお持ちの方もいらっしゃいます。

仕事ではありませんから、自分だけの見解や意気込みも自由に語れるため、自然と仲良くなれるきっかけが趣味の話題ともいえるでしょう。

特に『釣り』を趣味に持つ方は、男性では特に多くいらっしゃいます。

子どもの頃に、親や親せきの方に連れて行ってもらったり、友人といっしょに、近所の川で楽しんだりした思い出も少なくありません。

大人になると、キャンプなどのアウトドアの一環として、車に多くの釣り道具を詰め込んでの川釣りを楽しまれる方もいらっしゃいます。

人里離れたポイントで、竿をたれながら、静かに、魚と対峙する醍醐味があるといいます。

もちろん、そうした静かな環境だけでなく、街中の釣り堀センターでも、楽しむことができます。

また、海釣りは、川釣りとはちょっと違った楽しみがあるかもしれません。

海風に吹かれながら、じっと竿をたれて、魚を待つ・・・。

椅子に座って楽しめる釣りは、障碍をお持ちの方も、釣りの醍醐味と自然の両方を楽しめるリクレーションです。

福岡県脊髄損傷者連合会では、『バリアフリー釣りクラブ』や『バリアフリー釣り大会』を運営されています。

◆『バリアフリー釣りクラブ』

http://www.normanet.ne.jp/~ww101926/katsudou/turi/turi_01.html

fising_Ryk Neethling

Photo by Ryk Neethling

『バリアフリー釣り大会』が始まったのは、中途で障碍をお持ちになられた方が、大好きな趣味であった釣りがもうできないとあきらめていたところ、どうしても釣りがしたいという想いで、甥っ子さんをボランティアに、川釣を試みたことがきっかけでした。

草むらや段差をなんとか乗り越え、糸をたらすこと40分、見事に30センチの鯉を釣り上げられたそうです。

趣味を追求する中で鍛えられた技術力は健在、素晴らしいものでした。

その経験により、たとえ障碍をお持ちであっても、ボランティアの方のサポートを受けられれば、以前と同じように釣りを楽しめることを確信されたそうです。

その後、足場の良い波止釣りをはじめてかたは、サポートのボランティアの方を同伴することなく、時々は、一人でも釣りに行かれています。

釣りをしていると、きまって、周りで釣りをしている方や、あるいは、釣りを見学に来た方々から、

「何か釣れますか」

「どこから来たのですか」

「何か手伝えることがあったら手伝いますよ」

などと、気軽に声をかけてくださいます。

街にいるときは、誰も声をかけないし、例えば、困ってしまったときも、なかなか気軽に声をかけてくださる方は少ないといいます。

しかし、釣り場にいると、初めて会った人でさえも、気軽に声をかけてくださいますし、さらりと手を貸してくれます。

山を歩いているときや、犬の散歩をしているときも、初めてあった見ず知らずの方えあっても挨拶したり、声をかけたりします。

それと同じで、どんな方でも、趣味などの共通の感覚や意識を持つ者同士に垣根はなく、同じ趣味を楽しむ仲間と思え、釣り場でも、釣り好き同士、障碍をお持ちであるとか、障碍をお持ちでないとかの意識が、自然と取り除かれています。

そんな素晴らしい関係を放っておくてはないと、『バリアフリー釣りクラブ』と『バリアフリー釣り大会』がスタートしました。

街ではなかなか声をかけられないけれども、趣味の世界であれば、気軽に打ち解けられるとこができます。

ひいては、障碍の有る無しの垣根を越えて、やがては街でもどこででも声をかけられるようになる・・・、

そんな優しい社会になることを願う気持ちが『バリアフリー釣りクラブ』発足に込められているそうです。

素晴らしいですね!

※参考資料:

◆『バリアフリー釣りクラブ』

http://www.normanet.ne.jp/~ww101926/katsudou/turi/turi_01.html

ライター:野間能子 医療・スポーツ・美容・飲食など、ライフスタイル全般のプランニング、編集・執筆、商品企画などを行う。

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