福祉住環境コーディネーター検定試験

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社会のために!『福祉住環境コーディネーター検定試験』

社会や人にやさしい環境づくりは、事業内容に関わらず、多くの業界で取り組まれている課題です。

太陽光発電などのエネルギー関連にはじまり、エコ家電の開発、リサイクル運動、分別ゴミ、省エネ活動など、サステナブルな社会のために、さまざまなチャレンジが行われています。

高齢化社会を見据えた福祉の現場でも、社会や人にやさしい環境づくりについてさまざまな議論が行われ、より良い案を後世に引き継いでいくための制度づくりもさかんです。

その中のひとつに、『福祉住環境コーディネーター』という資格制度があります。

『福祉住環境コーディネーター』は、障碍をお持ちの方や高齢者に対して、住みやすい住環境を提案するアドバイザーです。

医療・福祉・建築について、体系的で幅広い知識を身につけ、各種の専門職と連携をとりながら、クライアントに適切な住宅改修プランを提示します。

また、福祉用具や諸施策情報などについてアドバイスを行うことができます。

<福祉住環境コーディネーターの主な仕事>

・介護保険制度下での住宅改修に係わる、ケアマネジャーとの連携

・福祉施策、福祉・保険サービスなどの情報提供

・福祉用具、介護用品から家具まで、選択と利用法のアドバイス

・バリアフリー住宅への新築、建て替え、リフォームにおけるコーディネート

・自宅リフォームやボランティア活動など

『福祉住環境コーディネーター検定試験』の階級は、1~3級まで設けられています。

リビング_Yasuhiko Ito

Photo by Yasuhiko Ito

<3級>

福祉と住環境の関連分野の基礎的な知識の理解度を確認します。

・超高齢社会が到来する中で、生活者として知っておくべき福祉一般の基本的知識を理解している。

・子供から高齢者にわたる全世代を対象に、生活者の視点から、地域コミュニティ・まちづくりを含んだ「福祉住環境整備の基礎知識」を理解している。

<2級>

3級レベルの知識に加え、福祉と住環境等の知識を実務に活かすために、幅広く確実な知識を身につけます。また、各専門職と連携して具体的な解決策を提案できる能力を求めます。

・介護、医療、福祉、建築、福祉用具に関する専門の知識を身につけ、それらを適用できるまで深く理解している。

・福祉住環境に関する様々な問題点を抽出でき、クライアントのニーズ、経済的状況、福祉制度、建築による対応、福祉用具による対応等を総合的に勘案し、各専門職と連携し最適な解決策を提案できる知識・技能を有している。

<1級>

3級・2級で得た知識をもとに、新築や住宅改修の具体的なプランニングができ、さらに安全で快適なまちづくりへの参画など、幅広い活動ができる能力を求めます。

・個々の住まいにとどまらず、買い物や散歩などに出かける日常生活圏全般に、また住宅として位置付けるべき社会福祉施設(ケアハウスやグループホームなどの住関連施設)までも視野に入れた住環境整備に係わる知識・技能を有している。

・地域社会におけるコーディネーターとしての能力、さらに福祉のまちづくりなどにも積極的に助言できるような技量と調整力を有している。

3級と2級は、マークシート方式で2時間、100点満点で70点以上をもって合格とし、1級は、マークシート方式(前半)2時間・記述式(後半)2時間で、マークシート方式・記述式各100点満点で、各70点以上をもって合格とします(2級に合格されていることが条件)

これからの社会に求められる福祉住環境整備の一端を担い、障碍をお持ちの方や高齢者を地域で支えるために、『福祉住環境コーディネーター』には、さまざまな役割が期待されています。

地域福祉を推進し、福祉コミュニティづくりを形成、ユニバーサルデザイン環境の整備に取り組みながら、障碍をお持ちの方や高齢者の住まいや施設の機能を考えます。

『福祉住環境コーディネーター』は障碍をお持ちの方も、多くの方が資格を取得しています。

自らの体験を活かしながら、より良い社会づくりに貢献する・・・。

現代になくてはならない資格のひとつですね。

※参考資料:

『福祉住環境コーディネーター検定試験』

http://www.kentei.org/fukushi/

ライター:野間能子 医療・スポーツ・美容・飲食など、ライフスタイル全般のプランニング、編集・執筆、商品企画などを行う。

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