おもちゃ図書館

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世界でひろがる『おもちゃ図書館』

『おもちゃ図書館』を、ご存知ですか?

『おもちゃ図書館』は、「障碍をお持ちのお子さま達に、おもちゃの素晴らしさと、遊びの楽しさを伝えたい・・・」との願いから始まった、ボランティア活動のことをいいます。

『おもちゃ図書館』がスタートした当時は、障碍をお持ちのお子さまと、そのご兄弟、姉妹ための活動でしたが、現在は、障碍をお持ちのお子さまも、そうでないお子さまも、ともに、遊び交流し、育ちあう場となっています。

一人ひとりの違いを認め合いながら、共に、生きていく地域づくりを目指し、子どもの頃からの環境づくりに取り組んでいます。

世界で初めてできた『おもちゃ図書館は、1935年の大不況時代でした。

アメリカのロスアンゼルスで、オープンしたのが始まりです。

家が貧しいために、おもちゃを買ってもらえない子どもたちが、10セントストアの店の周りをぶらついたり、おもちゃを盗んだりすることを知った学校長が、社会資源として『トイ・ローンシステム』を作りました。

『トイ・ローンシステム』により、おもちゃの貸し出しを始めたのが、世界で最初のおもちゃ図書館です。

また、障碍をお持ちのお子さまのための『おもちゃ図書館』は、1963年、スウェーデンで、障碍をお持ちのお子さまの母親二人が、おもちゃを交換したことから始まりました。

その後、イギリスなどでも、大きく発展しました。

積み木_Kazutaka NAKANO

Photo by Kazutaka NAKANO

日本では、1975年頃、おもちゃによる治療教育を目的に、『レコテク』が試みられていました。

その後、1981年の『国際障碍者年』を契機に、ボランティアが運営する『おもちゃ図書館』の第1号が、東京都三鷹市で誕生。

その後、『おもちゃ図書館』は、全国に展開されていきます。

そもそも、子どもたちは、遊びの中で育ちます。

おもちゃは、「遊び」を豊かにする道具です。

子どもたちの中には、なかなか上手に遊ぶことができない、また、おもちゃにも興味を示さない子どもたちもいます。

そうした子どもたちに、たくさんのおもちゃを用意して、気に入ったおもちゃを選んで遊ぶ場や、遊ぶ機会を提供することで、家でも、楽しく遊べるよう貸出しをするのが『おもちゃ図書館』です。

『おもちゃ図書館』には、いろいろなタイプがあります。

主として、公共施設を利用して開かれており、開館日は、各『おもちゃ図書館』によって異なり、月1回~2回開館しているところが一般的ですが、仲には、常設している『おもちゃ図書館』もあります。

基本的に、ボランティアの方々によって運営されており、設置は、社会福祉協議会・行政・保育所・学校・施設・障碍をお持ちのお子さまの親御さんをはじめとした、ボランティアグループなど、それぞれの施設ごとに形態はさまざまです。

最近では、子育て支援の中のひとつの活動として、新しいかたちの『おもちゃ図書館』も生まれてきています。

おもちゃを手にして、笑顔になる子どもたち。

その子どもたちの笑顔で、大人をはじめ、まわりの人みんなが、笑顔になる・・・。

しあわせの輪を、もっともっと、ひろげていきたいですね!

※参考資料:
『おもちゃ図書館』
http://www.toylib.or.jp

ライター:野間能子 医療・スポーツ・美容・飲食など、ライフスタイル全般のプランニング、編集・執筆、商品企画などを行う。

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