今から始める、花粉症対策

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飯野耀子のベター クォリティ オブ ライフ 第108回

 今回は、粘膜強化について。

 みなさん、こんにちは。成人式の雪すごかったですね。そして今週もまたまた寒い!

 と、気分はまだまだ冬まっさかりなのに鼻がグズグズしてきている方、いらっしゃいませんか?フェイスブックなどでも「早すぎるぞ、花粉症!」ということでくしゃみが止まらないといったアップをしている方がちらほらいらっしゃいます。

 ということで今回は花粉症対策によいβカロテンやビタミンAについてお話します。

βカロテンが豊富なニンジンphoto credit: color line via photopin cc

βカロテンたっぷり

 βカロテン、及びビタミンAというのは肌の再生力や抗酸化作用が高いことで有名なビタミンで、植物性だとβカロテンと呼ばれ(因みにカロテンにはβだけでなく、αカロテンというのもあります!)、リコピンとかカロチン、それからアントシアニンなどの個々の名前で紹介されることもすくなくありません。主に緑黄色野菜に多く含まれる成分ですので毎日の食事が特定の食材に偏ることもありませんし、また好き嫌いにもおおらかに対応可能です。野菜売り場にあるものをざっとあげただけでもトマト、ニンジン、ブロッコリー、ピーマン、小松菜、ホウレンソウ、パプリカ、かぼちゃ、アスパラガスと、ねっ、いっぱいでしょう?また動物性の食材に含まれるビタミンA(βカロテンは体内でビタミンAに変換されます)はレバー、うなぎ、あん肝、銀だら、チーズに卵などに多く含まれます。こちらも割とバリエーションが多いので取り入れやすいですよね。

 そしてβカロテン及びビタミンAを摂取することが花粉症にどのようによいか?というと、これらの栄養素には粘膜の正常化、及び強化をする働きがあるのです。粘膜が正常に機能していると一定量の水分が粘膜にあることになるので花粉の付着量を、乾燥している状態に比べて抑えることが可能になり、痒みの原因となる要素を少なくすることができるのです(花粉症や風邪対策に鼻うがいがいいといわれるのも同じメカニズムです)。

 βカロテン及びビタミンAは加熱する、及び油分と一緒に摂取すると吸収率が俄然あがります。因みに加熱で30%、油分と一緒だと80%もアップするという驚きのアップ率。ビタミンAを含む食材はもともと油分を多く含む食材が多く、また生で食べるものは卵くらいなのであまり気にする必要はありませんが野菜類は生で食べる場合はドレッシングとあわせる、また加熱する際は野菜炒めや茹でる際に茹で汁に油を数滴落とすなどするようにしてみてください。

 もちろんこれだけで花粉症がなくなるということは言えませんが、でも少なからず、痒みやイライラが改善することは期待できます。同じメカニズムでドライアイの方にも効果が期待できますのでぜひ、これからの時期は積極的にこれらの食材を食べてくださいね。

 もちろん、寒さも厳しいので風邪対策もお忘れなく…

飯野耀子 NPO法人日本ハーブ振興協会主席研究員、Beauty Park編集局編集長
元AllAbout食育ガイド。健康管理士、薬膳料理指導員、
食育指導士など多数の資格を保有。FANCL発芽玄米粥の監修も務める。
著書に『キャロットパワーdeビューティ&ダイエット』(講談社)
『夜トマトダイエット』(ぶんか社他、台湾版、中国版、韓国版)
『合格への食卓』(扶桑社)がある。飯野耀子公式サイトはこちら

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