全国視覚障碍者外出支援連絡会『ジェイボス』

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全国視覚障碍者外出支援連絡会『ジェイボス』

 「いつでもどこへでも、でかけたいときに、でかけたいところへ」をコンセプトに活動されているのが、全国視覚障碍者外出支援連絡会『ジェイボス』です。

 『ジェイボス(JBOS)』とは、英語の表記で Japan Blind person Outdoor Support association のうち、Japan の J 、Blind の B 、Outdoor の O 、Support の S を取り、「ジェイボス」と呼んでいます。

 1996年11月に9グループでスタート。

 2012年7月現在、36グループで構成されている、視覚に障碍をお持ちの方のための、外出支援ボランティアグループの全国ネットワークです。

 視覚に障碍をお持ちの方には、2つの大きな不自由と呼ばれているものがあると、金本会長はおっしゃっています。

 ひとつは、「情報の不自由」で、視覚に訴える情報を得るのは非常に困難な状態にあるととらえています。

 もうひとつは、「行動の不自由」で、目的地が、役所や病院などの公的機関であれば、有償のガイドヘルパー制度や支援費制度を利用できる地域もありますが、映画を見に行きたい、買い物に行きたい、そして旅をしたいという要望にこたえることは、制約があって実際には難しいことです。

 『全国視覚障碍者外出支援連絡会』では、生活に必要な事柄というよりも、さらに、生活の質を高めるための活動を展開していきたいと考え、さまざまな取り組みをされています。

 わたしたちは、このネットワークを通じて、いつでも好きなところへ「旅」がしたいという視覚障害者の思いを実現したいと願っています。

 将来は、視覚に障碍をお持ちの方自身が、インターネットに気軽にアクセスして、世界各国をひとり旅できるようなネットワークの構築を夢見ています。

 1997年から実施されている「ジェイボスの旅」も、今では、広島・長崎・静岡・長野・倉敷・鳥取・香川・大阪・福岡・和歌山・新潟など、多くの場所を訪ねてきました。

 どこの場所で、何に感動したのか、それぞれの場所に関して、詳細なレポートが、HPに掲載されています。

桜_KIUKO

Photo by KIUKO

 日本には、四季があります。

 毎日、天気も変わります。

 日本列島は、縦に長いので、場所によって、湿度も、風邪も、土地の匂いも、聞こえる音も、さまざまな変化があります。

 視覚に障碍をお持ちの方だからこそ、感じる、気づく変化について、同行した全員で変わりあうことで、視覚に障碍を持つ、持たないの境を超えて、見えないものを、心で感じることができるのではないでしょうか。

 『ジェイボス』は、全国各地で手引きのボランティア活動をおこなっています。

 構成メンバーには、手引き活動を専門におこなっているグループと、点訳や朗読など、視覚に障碍をお持ちの方のための、さまざまな活動も併せておこなっているグループがあります。

 外出支援のコーディネートをおこなっている社会福祉協議会や、NPO、障害者支援団体なども、こうした活動に参加されています。

 加盟団体は、インターネットを活用して、外出支援のコーディネートから、通常の事務連絡まで電子メールでおこない、全都道府県に加盟団体が存在しているような、幅広いネットワーク作りを目指しています。

 現在も、視覚に障碍をお持ちの方のための手引き活動をおこなっている団体の加盟を受け付けています。

 エリアの広い北海道や、大都市においては、広範囲のユーザーに、きめ細かな対応をすべく、複数の加盟団体が必要となります。

 「いつでもどこへでも、出かけたいときに、でかけたいところへ」というコンセプトのもと、全国ネットワークの充実を図られています。

 手引き活動をされているグループや団体のみなさん、また、興味を持って、これからはじめたいと思われた方々・・・。

 『ジェイボス』のネットワークとともに、活動されてみてはいかがでしょうか。

※参考資料:
『ジェイボス』
http://jbos.jp/

ライター:野間能子 ノーマ・プランニング。医療・スポーツ・美容・飲食など、ライフスタイル全般のプランニング、編集・執筆、商品企画などを行う。

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