みんなで泳ごう!『プール・ボランティア』

よかったら、シェアして下さい。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

みんなで泳ごう!『プール・ボランティア』

 水に入ると、なんだか気持ちが落ち着いたりしませんか。

 疲れていて、もう今日はやめておこうかなと思ったときも、いざ湯船につかると、今までの疲れがふっと取れたりすることがあります。

 お風呂に入れない時も、仕事の休憩時間などに、手を洗ったり、お湯に手をひたすだけでも、身体も心も、ちょっと一息つけるような気がします。

 人間の細胞は、常に空気の中にいるので、水中に入ったり、水にふれるだけで、細胞レベルで反応しているといわれています。

 プールにも、同じ効果が期待されています。

 特定非営利活動法人『プール・ボランティア』は、障碍をお持ちの方も、ご高齢の方も、健常な方と同じようにプールを楽しめる社会の実現を目的に活動しています。

 水の中を歩く動作、浮力を活用しての運動、水圧や水の刺激と呼吸など、リハビリテーションを含めた、水泳や水を活用しての運動があります。

 障碍をお持ちの方や、ご高齢の方にとって、生理学的にも心理学的にも、また、社会学的にも大変に良い効果があると言われています(日本赤十字社 水上安全法講習教本より)。

 『プール・ボランティア』では、「水」の特性に着目し、障碍をお持ちの方や、ご高齢の方をプールに案内し、楽しく安全に「水」に親しんでもらう活動に取り組んでいます。

 陸上で、ボランティア活動を行う方はたくさんいらっしゃいますが、「水」の中となると、ボランティア活動をされる方はほとんどいません。

プール_HIRAOKA,Yasunobu

Photo by HIRAOKA,Yasunobu

 1999年、文部大臣認定の水泳教師、日本赤十字社の水上安全法・救急法の指導員、ライフセーバー、スキューバーダイビングのインストラクターなど、「水」の専門家が集まります。

 『プール・ボランティア』という非営利目的の団体を設立し、障碍をお持ちの方や、ご高齢の方も、一般の健常者と同じようにプールへ行くことができる、素晴らしい活動をスタートすることになりました。

 現実には、まだまだ「水」の世界には、バリア(障壁)が多く、『プール・ボランティア』では、障碍をお持ちの方も、ご高齢の方も、健常な方と同じように、プールに行ける社会の実現を目指し、ノーマライゼーションの推進に寄与したいと精力的な活動を続けています。

 「人に優しいプール」をテーマに、障碍をお持ちの方や、ご高齢の方の視点に立った『プールのバリアフリーマップ』の作成、プールの設計段階から運営管理まで、相談・提言など社会的な貢献活動も行っています。

 1999年には、のべ利用者数21人、のべボランティア数32人からスタートし、2012年には、のべ利用者数4,299人、のべボランティア数4,480人もの多くの方々が、水の楽しさを体験しています。

 多くの方の笑顔のために、水のプロフェッショナルとボランティアが、水を通じて心を交し合う素晴らしい活動『プール・ボランティア』。

 これからも、プールに多くの方の笑顔と笑い声が響きますように・・・。

※参考資料:
『プールボランティア』
http://www.pool-npo.or.jp/organization/01_aim.php

ライター:野間能子 ノーマ・プランニング。医療・スポーツ・美容・飲食など、ライフスタイル全般のプランニング、編集・執筆、商品企画などを行う。

スポンサードリンク

よかったら、シェアして下さい。

フォローする