在宅で仕事をしよう!『チャレンジ ホームオフィス』

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在宅で仕事をしよう!『チャレンジ ホームオフィス』

 IT技術が飛躍的発達し、高速通信網が整備されたことにより、職場環境や業務形態にも大きな変化が生まれてきました。

 会社だけでなく、自宅やその他の場所でも、通常の業務を行うことができるようになることで、通勤が困難な障碍をお持ちの方々にも、在宅での就業が可能になりました。

 『チャレンジ ホームオフィス』は、障碍をお持ちの方々の就業機会を促進するため、企業、および就業を希望される障碍をお持ちの方々に、さまざまな支援情報の提供に取り組んでいます。

 そもそも、『在宅勤務』とは、労働日の全部、または、その大部分について、事業所への出勤を免除され、かつ自己の住所、または居所において勤務することをいいます。

 『自宅で仕事をすること』ですが、電話やパソコン、インターネットが家庭に導入、普及していることなどを背景として、情報通信機器を活用し、仕事をする形態が増えています。

 「テレワーク:遠く離れたところ(TELE)で仕事を行うこと(WORK)」ともいい、『在宅勤務』はテレワークの一つの形態としてとらえられています。

 テレワークには、在宅勤務の他に、自宅の近くにオフィスを設け、通勤時間を短縮する「サテライトオフィス」、「テレワークセンター」、営業マンが携帯パソコンなどを持って活動する「モバイルオフィス」などがあります。

 在宅勤務が普及することにより、個人、企業、社会のそれぞれに効果がもたらされるといわれており、個人では、勤務者のゆとりの創出、通勤困難の解消、また、主婦・高齢者・障碍をお持ちの方など、通勤などが困難な方々への就労機会の確保などがあげられています。

 生産性の向上、優秀な人材の確保、オフィスコストの削減、危機管理への対応策としても在宅勤務方式を採用する企業が増えています。

 社会的には、大都市圏の一極集中の是正・地域の活性化、大気汚染などの環境問題への対応策としてもとりあげられています。

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Photo by Yasuhiko Ito

 また、『在宅勤務』が広く普及する条件として、情報通信環境の向上が必要不可欠であり、パソコンの普及、インターネットなどのマルチメディア化の進展、ブロードバンドや光ファイバーなどの通信環境の向上などによって在宅勤務が普及してきています。

 一般のテレワークの普及とともに、移動の制約などから、通勤に困難を抱える障碍をお持ちの方々にとって、在宅就業の可能性が広がり、企業や社会も支援する取り組みも行われています。

 国や自治体は、障碍をお持ちの方々の「在宅就業支援」や「IT技能向上の講習」などを展開し、障碍をお持ちの方々の在宅就業の推進を図っています。

 障碍をお持ちの方々の在宅勤務は、平成3年に在宅勤務者が『障碍者雇用率制度』および『特定助成金』の対象となり、平成17年は、障碍をお持ちの方の雇用の促進に関する法律の一部改正により、『在宅勤務コーディネーター助成金』が新設されました。

 平成17年の法改正では、企業に雇用される在宅勤務者だけでなく、請負型の在宅就業を行う障碍をお持ちの方(在宅就業障碍者)に対し、企業の積極的な仕事の発注を奨励することを目的にした取り組みもスタートしました。

 在宅就業障碍者、および障碍をお持ちの方の在宅就業を支援する団体(厚生労働大臣の登録を受けた在宅就業支援団体)に仕事を発注した事業主に対し、『障碍者雇用納付金制度』に基づく『特例調整金』や『特例報奨金』が支給される仕組みが創設されました。

 このように、障碍をお持ちの在宅勤務者などへの支援が整備されつつあります。

 在宅勤務は、労働者の勤務時間帯と日常生活時間帯が混在せざるを得ない働き方であることから、労働時間の算定が難しいともいわれています。

 『情報通信機器を活用した在宅勤務の適切な導入、および実施のためのガイドライン』が策定され、事業場外労働の『みなし労働時間制』を適用することにより、在宅勤務の労務管理運用がより適切に行えるようになってきました。

 社会環境の変化や、法律の改正により、『在宅勤務』は、就業形態の一つとして大きな位置を占めるようになってくるでしょう。

 ご自分が好きな仕事を選ぶのと同じように、働き方についても、ご自分の障碍の状況に合わせた選択が必要です。

 企業側と適切な話し合いを重ねながら、より良い就業環境に向けて、さまざまな問題を乗り越え、新しい就業形態を探っていきたいですね。

※参考資料:
『チャレンジ ホームオフィス』
http://www.challenge.jeed.or.jp/

ライター:野間能子 ノーマ・プランニング。医療・スポーツ・美容・飲食など、ライフスタイル全般のプランニング、編集・執筆、商品企画などを行う。

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