みんなが納得!「公益財団法人 共用品推進機構」

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みんなが納得!「公益財団法人 共用品推進機構」

 誰もが使いやすい製品やサービスを推進し、より多くの人々へ普及させる活動を行っているのが、「公益財団法人 共用品推進機構」です。

 世の中には、さまざまなアイテムが存在しています。

 その中でも共用品というのは、身体的な特性や障碍をお持ちである、ないにかかわらず、より多くの方が共に利用しやすい製品・施設・サービスのことをいいます。

 共用品の原則は・・・

<1>多様な人々の身体・知覚特性に対応しやすい。

<2>視覚・聴覚・触覚など複数の方法により、わかりやすくコミュニケーションできる。

<3>直感的でわかりやすく、心理負担が少なく操作・利用ができる。

<4>弱い力で扱える、移動・接近が楽など、身体的負担が少なく、利用しやすい。

<5>素材・構造・機能・手順・環境などが配慮され、安全に利用できる。

 共用品をつくる側には、心構えが必要です。

・最初からすべての人々を対象に、適合するよう考える共用設計。

・一般製品の利用上の不都合をなくすバリア解消設計。

・福祉用具がもとで一般化した福祉目的の設計。

 バリアフリーの場所やアイテムを探すことはとても大切です。

 さらに、物をつくる、設計する、生み出す立場の方が、共用品であることを意識すると、世の中に存在するアイテムがかなり使いやすくなりますね。

 「共用品」は、ユニバーサルデザインやバリアフリーデザインを包括した上位概念であるといわれる場合もあります。

 今後の環境対応や情報技術の進展などによる状況変化に伴い、共用品の存在意義がさらに高まるのは確実です。

blue print_Will Scullin

Photo by Will Scullin

 また、「公益財団法人 共用品推進機構」は、障碍をお持ちの方やご高齢の方をはじめ、生活に不便さがある人にも利用しやすいように配慮されています。

 共用品や共用サービスの開発と普及により、バリアフリー社会の実現を活動目的とし、メンバーの自主的な参加を通じて活動に取り組んでいます。

 障碍をお持ちの方やご高齢の方の不便さについても随時調査を行い、調査結果をベースとした配慮方法の検討、普及・啓発のための共用品展示会や書籍出版など、業界を横断することで得られる新しい取り組みを求めて、日々、活動を行っています。

 例えば、プリペイドカードのJIS規格が制定されるとともに、ISO(国際標準化機構)の消費者政策委員会においても、共用品の標準化への取り組むことが決定されています。

 社会や国民の共用品・共用サービスに対するニーズが高まり、各種の調査、開発研究、国内外関係機関等との交流および協力、情報収集や提供を継続的に着実に行うことが一層強く求められるようになっています。

 「公益財団法人 共用品推進機構」は、今までの活動が認められ、2012年4月1日から内閣府の移行認定を受け公益財団法人になりました。

 今後も共用品・共用サービスの開発と普及のための多角的な活動を行い、活動成果を企業、消費者、行政・自治体をはじめ広く社会全体に提供していく予定です。

 全世界に向けて発信する、みんなで共有できるアイテムや社会の在り方で、多くの方がしあわせになって欲しいですね。

※参考資料:
「公益財団法人 共用品推進機構」
http://www.kyoyohin.org/index.php

ライター:野間能子 ノーマ・プランニング。医療・スポーツ・美容・飲食など、ライフスタイル全般のプランニング、編集・執筆、商品企画などを行う。

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