障碍をお持ちの方の歯の治療「一般社団法人 吹田市歯科医師会」

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障碍をお持ちの方の歯の治療「一般社団法人 吹田市歯科医師会」

 歯の治療をしていますか?

 学生時代は学校行事の一環で定期的な歯の検査がありましたが、大人になると、健康診断や人間ドッグは受けても歯の検診がすべてについているとは限りません。

 歯は食べ物を咀嚼する以外にも、力を込めたり、運動をするときにも身体に影響を与えています。

 歯の8020運動は80歳になったときに、自分の歯が20本あるように健康でいることです。

 歯周病などの病気もいつの間にか進行するものですから、定期的な歯の検診は必ず行うように歯医者さんにかかりましょう。

 「一般社団法人 吹田市歯科医師会」は、一般的な歯の治療はもちろん、障碍をお持ちの方の歯の治療にも取り組んでいらっしゃる歯医者さんです。

 口の機能は、話す、笑う、噛む、味わう、飲み込むなど、どれもとても大切で、口の健康は楽しく気持ちよく元気に生活する上で欠かすことができないものです。

 心身に障碍をお持ちの方にとっても、口の健康は同じように大事なものですが、障碍をお持ちのためにうまくお手入れができない、口のケアをすることまで注意をはらうことができずに過ごしている、ということも少なからずあるようです。

toothbrush_Orofacial

Photo by Orofacial

 「一般社団法人 吹田市歯科医師会」では、健診や指導を実施している作業所での、一人あたりのむし歯の本数の変化を調べたところ、ここ12年の間に、明らかに障碍をお持ちの方の虫歯が減ってきているそうです。

 歯科健診や歯みがき指導の実施により、障碍をお持ちの方とそのご家族、作業所職員の口の健康に対する意識が向上したうれしい成果となって表れています。

 障碍の状況によって、歯ブラシを握るのがうまくいかない場合は、歯ブラシの柄にホースやガーゼなどを巻いて太くすることで握りやすくすることができます。

 また、取っ手をつけたり、マジックテープを利用して手に固定する方法もあります。

 脳性マヒなどで手や頭が動いてうまくできない時は、座った姿勢で片方の手で支えてみるとうまくいくことがあります。

 脳梗塞などの片側マヒで、利き手が不自由になった場合、不慣れな手でみがくと力が入り過ぎてしまうことがありますので注意しましょう。

 また、口の中の感覚が以前と違うために、みがけていると思っていても、マヒ側に汚れが多く残ってしまうこともよくあります。

 口の中を鏡でよく見て汚れが残っていないか確かめてみることも大切です。

 電動歯ブラシを使うとうまく歯をみがけることもあります。

 特に上肢に機能障碍があって、歯ブラシは使えるけれども細かな動作ができない人には有効なことがあります。

 電動歯ブラシ自体の重さの問題もあり、毛先をみがきたい部位にきちんと当てることができなければ、その効果は十分とはいえないので、歯科医院等で相談されてから使用した方がよいでしょう。

 毎日の歯磨きはできるだけ本人でおこなえることは本人がおこなうようにした方がよいのですが、障碍の状況でできにくい場合は、無理をせずできることからはじめるようにしましょう。

 介助者が歯みがきをしてあげる場合は、明るい場所で、軟らかめの歯ブラシで植毛部は小さめのものを用意すると、みがいてもらう人にとっても安心感があり、介助者にとっても楽な姿勢が確保できます。

 頭を安定させるために寝かせるか、イスに座ってもらって介助者が後ろから頭をかかえるようにしてみがきましょう。

 うがいがうまくできない場合は、水気をきったガーゼやスポンジブラシで汚れを拭き取ってみたり、歯みがき粉は使わず、コップの水で時々歯ブラシを洗いながら歯みがきするといいでしょうし、吸引器と接続できる歯ブラシもあります。

 歯みがきすることによって口の清掃と同時に快適な刺激による爽快感をもたらすことが重要なので、あくまでも本人や家族の同意のもとに、体調等に配慮しながらすすめましょう。

 歯磨きをすると健康のためにもいいですが、気分転換にもなります。

 効果的に取り入れて、いつまでも元気にすごしましょう!

※参考資料:
「一般社団法人 吹田市歯科医師会」
http://www.ha-suita.com

ライター:野間能子 ノーマ・プランニング。医療・スポーツ・美容・飲食など、ライフスタイル全般のプランニング、編集・執筆、商品企画などを行う。

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