適切なケアを受けよう!『一般社団法人 日本障害者歯科学会』

よかったら、シェアして下さい。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

適切なケアを受けよう!『一般社団法人 日本障害者歯科学会』

 歯科医に定期的にかかることはとても重要です。

 「虫歯になったときに、歯を抜いてもらえばいいから・・・」と考えていたとすれば、それば大きな間違いです。

 虫歯になった時は手遅れで、抜いてしまうとその後大人の歯は生えてきませんから大問題です。

 後は入れ歯にしたりインプラントにするしか、今の治療法はないのです。

dentist_Wolkenkratzer

Photo by Wolkenkratzer

 歯に問題がない間は、それほど大きなことだと思っていなくても、いざ虫歯などで歯科治療を行なう段になると、「どうしてもっと定期的に歯医者にいっておかなかったんだ」と悔やむことになります。

 学生時代は、定期的な健診がありましたが、大人になれば自らが計画性を持って健康診断とともに、歯の検診も行うようにしましょう。

 障碍をお持ちの方のためには『障碍者歯科』が存在します。

 『障碍者歯科』とは、障碍などの理由で上手に安全に歯科治療を受けられない方のためを対象とした歯科治療医院のことをいいます。

・待合室や診療室で騒いだり暴れてしまうため、近所の歯医者さんには行きづらいとき。

・知的な遅れや自閉症などのために、歯の痛みを訴えられない方。

・治療の必要性が理解できずに、上手に協力的に受診できない方。

・身体の不自由や緊張から、治療を受ける姿勢が困難な方。

・てんかんや高血圧症や糖尿病など他の病気や、内服しているお薬のため、安全に受診できない方。

・ムセたり、口に治療器具などが入ると嘔吐(吐きそうになったり)してしまうなど、歯科診療に極度の恐怖感をいだき受診できない方。

・ご自身での歯みがきやお口の中を清潔に保つことが困難な方。

・安全に、食べ物を口から食べたり、飲み込むことが困難な方。

 こうした方が快適に歯の治療を受け、日常生活を送っていただくために、障碍歯科が存在しています。

 障碍歯科では、下記のような配慮を行い、障碍をお持ちの方の歯科治療をサポートしています。

・障碍の状況を理解し、保護者や介護者の方たちと十分な相互理解のもとに診療を行います。

・知的な遅れのある方には、診療室、スタッフ、器具や治療に慣れてもらいながら治療をすすめます。

・治療の順番を伝える絵カードや視覚支援カードなどを利用することもあります。

・治療中の姿勢を保つためにクッションなどを利用したり、安全のために、身体が不意に動き出さないようなコントロールを行ったりします。

・点滴注射と安定剤などを利用して、ウトウトしたリラックスした状態で治療を行います。

・全身麻酔を利用し、痛みを感じずに、集中的に治療を行います。

・歯みがきの順番カードを利用しての歯みがき指導や、ご自身ではみがききれない部分のクリーニング、口腔のケアを行います。

・食事の時の姿勢や食べ方、食べ物や飲み物の形態についての指導や助言を行います。

 『日本障碍者歯科学会』では、『一般社団法人日本障害者歯科学会』の総会や学術大会を開催し、今後の障碍歯科医療に取り組んでいます。

 歯科保健・医療のあり方も大きく様変わりしてきていることを踏まえ、歯科保健・医療・福祉に関する活発な研究発表と有益な交流の場となるよう企画し、さまざまな準備を進めています。

 障碍歯科医院は全国に存在しています。

 お近くに障碍歯科医院が見つからない場合は、『日本障碍者歯科学会』のWEBサイトから検索することもできますので、是非アクセスしてみてください。

 よりよい治療を受けて、適切なケアを続けて、生涯健康な歯で過ごしたいですね。

※参考資料:
『一般社団法人 日本障害者歯科学会』
http://www.kokuhoken.or.jp/jsdh-hp/html/index.html

ライター:野間能子 ノーマ・プランニング。医療・スポーツ・美容・飲食など、ライフスタイル全般のプランニング、編集・執筆、商品企画などを行う。

スポンサードリンク

よかったら、シェアして下さい。

フォローする