みんなでつくろう!『劇団ファットブルーム』

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みんなでつくろう!『劇団ファットブルーム』

 さまざまな脚本をもとに、演出家のもとに多くの俳優が個性的な演技で観客を魅了する演劇。

 人気のある劇団の公演チケットはプレミアがつき、なかなか手に入れることができません。

 人々の気持ちをつかむ演劇を通じて、生きる希望を見出し、明日へ力強く取り組んでいく活動をしているのが、『劇団ファットブルーム』です。

 『劇団ファットブルーム』は、障碍をお持ちの方が「演劇」を通じて多くの人達と出会い、共に協力し合って演劇をつくりだし、障碍をお持ちの方と健常者が楽しく「社会参加」をはたしていくことを目指しています。

 障碍をお持ちの方の生活範囲の広さに視点を置くとき、どうしても健常者との距離感が感じられことが少なくありません。

 障碍をお持ちの方とボランティアの方々の間に、「与えるものと」「与えられるもの」の関係を感じてしまうときがある・・・それでは、障碍をお持ちの方と健常者が同じ条件の中で、力を合わせて「協働」できるものは何だろうと考えるとき、「演劇」があったと、『劇団ファットブルーム』が考えます。

 「演劇」は公演日が決まっており、公演開催に向けて、多くの方々が仕事を分担し、協力し、自分の役割を全うしながら、公演が無事に開催されるように努めます。

 演劇を完成させるために存在するさまざまな役割の中には、障碍のお持ちの方ができることがたくさん含まれています。

 多くの方がひとつの目的に合わせて「協働」することが可能になり、その中で、ともに開催する喜びと、交流を図ることで「演劇作品」の上演ができ、ひいては「社会参加」を果たして行こうと取り組んでいます。

Photo by TomenoNaoki

 『劇団ファットブルーム』は、「劇団」活動を主体に活動しています。

 劇団というスタイルにこだわるのは、幅広い分野に働きかけ、多くの人が参加できるからです。

 演劇人、企業、医療、福祉等など、さまざまな分野の人の協力が得られ、多くのジャンルの人々との交流が生まれます。

 また、初心者でも安心して参加ができる演劇のための「ワークショップ」等の開催がツールとして存在するため、いつでも楽しく参加でき、参加者の役割が多く存在し、お互いの必要性の認識や仲間意識の強化につながります。

 障碍をお持ちの方が、いろいろな人達と積極的に出会う機会を作り、一緒に演劇作品を作り出していく目的を達成するために、コミュニケーションワークショップの開催や演劇の勉強会の開催は欠かせません。

 はじめて演劇に参加する方にも敷居を低くして、演劇の楽しみを知ってもらうことで、「障碍者演劇」の社会的認知を実現しています。

 『劇団ファットブルーム』では、演劇を見る人も、作り出す人も、同時に開拓して、演劇分野の裾野を広げていく努力も行っています。

 ときには、プロの演劇人にも加わってもらうことで、演劇の収益から謝礼をまかなう努力も行い、地域の演劇界の発展にも貢献したいと考えています。

 地域に存在する演劇サークルや、障碍者団体にも働きかけ、より多くの人達との出会いの中で「演劇作品」をつくりだし、自分たちのフィールドだけでなく、街中の劇場での「演劇公演」も積極的に行っています。

 障碍をお持ちの方を中心とした劇団として「障碍者演劇」の面白さやクオリティを一般の人たちにも伝え、障碍をお持ちの方が多くの人と楽しく協力しながら「社会参加」をしている姿を見てもらい、全国でも同じような活動が展開されるようになることも目標としています。

 その中で知り合ういろいろな団体との付き合いで、幅の広い作品を生み出し、障碍をお持ちの方同市の交流の幅が広がり、日々の暮らしも豊かに取り組めることを願っています。

 お互いが理解しあえる環境を作り、心のバリアフリーを模索している「演劇」をご覧になられてみてはいかがでしょうか。

※参考資料:
『劇団ファットブルーム』
http://www.fatbloom.com/

ライター:野間能子 ノーマ・プランニング。医療・スポーツ・美容・飲食など、ライフスタイル全般のプランニング、編集・執筆、商品企画などを行う。

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