車いす自立生活研究室『そらいろ工房』

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車いす自立生活研究室『そらいろ工房』

  障碍をお持ちの方やご高齢の方が快適に暮らすことができるように、バリアフリーを考慮した住宅建設が注目されています。

 スロープや手すり、水回りのスペースづくりなど、暮らしやすさを考えた設計・施工には、たくさんのノウハウや工夫が詰まっています。

 車いすをご利用になられている方、全身性の障碍をお持ちの方々のために、より良い住まいをともに考えているのが、『そらいろ工房一級建築士事務所 ~車いす自立生活研究室~』です。

 『そらいろ工房一級建築士事務所』では、設計全般に関して、基本はローコスト、過度に住宅の性能を求めない、シンプルだけど暖かみのあるデザイン、過剰な装飾はいらないけれども凡庸すぎてもつまらないといったことを念頭に設計されています。

 家を建てるのには手順があり、おおまかな流れは下記になります。

<基本設計>顔合わせ、建物のことを中心に色々な話をする、建物に関係ない話もする、ちょっと時間を置く、また話をする、徐々に図面にしてみる、またその図面を元に話をする、基本的な図面(平面図、立面図、断面図など)を書くこと。

<実施設計>基本設計を元に詳細な図面を書いていく、細かなところも話をして詰めていく、図面ができたら、建設会社・工務店・大工さんなどに見積もりを依頼する、見積もりをチェックして契約する会社を一緒に考えて決める、同時進行で建築確認申請を行うこと。

<工事監理>工事が始まったら図面通りに施工されているかを現場に行きチェックし、図面では伝えきれないことを工事会社に指示すること。

 これらをすべて終えた後、引き渡しになります。

 設計監理費は、工事費のおよそ10%、相談は無料で受け付けていらっしゃるそうです。

Photo by Ed Yourdon

 『そらいろ工房一級建築事務所』が障碍をお持ちの方の住まいづくりにこだわられているのは、奥さまが生まれつき障碍をお持ちだったことです。

 脳性まひのアテトーゼ型、主に、不随意運動と言語障碍をお持ちで、外出には電動車いすをお使いになり、家の中では手動車いすを脚でこいで移動されています。

 手すりがあればなんとか1分ぐらいは立たれますが、歩くことはできません。(結婚当時は歩いていらっしゃいましたが、二次障碍により歩くのが難しくなられました)

 車いすに必要な空間の広さ、車いすの動き、介助方法など、一緒に生活しているからこそ理解できることがありますし、知識としてだけではなく、多くのことを身をもって知ることができます。

 2001年より、障碍者小規模作業所の職員として、作業所の立ち上げから関われる中で、さまざまな障碍をお持ちの方々と出会われ、また、さまざまな分野の方々とつながることで、何ものにも代え難い、貴重な財産を得ることができたそうです。

 実際に一級建築士として数多くの建築に携わる中で、ご自身が感じる住まいに関する思い、暮らしやすさ、人生の過ごし方、ご家族の幸せなど、多くの思いを共有してくださる『そらいろ工房一級建築事務所』には、本当のノウハウがあります。

 よりよく住まうためにも、ご相談されてみてはいかがでしょうか。

※参考資料:
『そらいろ工房一級建築事務所』
http://www.sorairokobo.com

障害を持つ人のリフォームから始まり、車いす利用者の新築住宅、障害者施設の改修など、いろんな建物に関わらせていだたいています。建築設計をする者として、障害のある人の、より良い建物を設計していくことが僕の目標です。

ライター:野間能子 ノーマ・プランニング。医療・スポーツ・美容・飲食など、ライフスタイル全般のプランニング、編集・執筆、商品企画などを行う。

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