『NPO法人 千葉県障碍者就労事業振興センター』

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『NPO法人 千葉県障碍者就労事業振興センター』

 働いて収入を得る喜びは、人としての尊厳にかかわるものであり、社会参加や自立した生活を送る上で、極めて重要な意義を持っています。

 しかし、障碍者福祉施設で働く障碍をお持ちの方々の工賃は、平均で月額約12,000円程度(※参照事例:平成18年度、対象施設:就労継続支援B型、授産施設、小規模通所授産施設)に過ぎず、障碍年金と合わせても地域で自立した生活を送るには、かなり厳しい状態です。

 『特定非営利活動法人 千葉県障碍者就労事業振興センター』は、このような状況の改善を目指して、県内の福祉施設の授産活動の活性化と、そこで働く障碍をお持ちの方の自立を支援するというミッション・ステートメントを掲げ、県内の福祉作業所や授産施設、当事者団体が協同して2005年9月に設立されました。

 『特定非営利活動法人 千葉県障碍者就労事業振興センター』では、県内の全ての施設と企業等との仲立ちをし、企業訪問や合同販売会等による製品の販路拡大、経営支援相談員等の施設への派遣による経営指導、施設職員の資質向上のための研修などの事業を展開しています。

 障碍をお持ちの方が、自らの仕事を通じて社会参加をするためのさまざまなサポートを行っています。

 販路・受注拡大として、作業所や授産施設と共同で企業や団体・行政機関等への営業活動を行い、自主製品の販路拡大や受注業務拡大につなげていきます。

 また、事業開拓・商品開発として、障碍をお持ちの方の新たな「働く場」づくりや市場性の高い魅力ある商品づくりを進めています。

 作業所等の従事者に対する研修では、作業所等の収益力向上や商品力強化、経営管理などの研修会あるいは、企業や団体等との交流の機会創出に取り組んでいます。

Photo by EU Social

 ネットワーク化と情報提供として、作業所や授産施設をはじめとする協力機関や企業、地域とのネットワーク構築を図るとともに、ホームページやEメール・FAXなどによる情報の提供・共有を行っています。

 さらに、その他の相談業務として、作業所や授産施設の経営や製品に関すること、企業や団体・行政機関などからの業務のご依頼など、多種多様なご相談を受け付けています。

 また、経営支援プログラムとして、経営力強化や工賃工場ワークショップも開催しています。

 経営力強化においては、改正される就労支援事業会計処理基準が学べる『福祉事業所会計塾』や、事業のスタイルパッケージ・事業案内・POP等の発信力やコミュニケーション力を強化する『デザインワークショップ』、法人運営のリスク管理を学ぶ『労務管理の課題』、法規制に適合する商品表示を学ぶ『商品表示相談会』、NPO法人会計基準を学ぶ『NPO会計講座』など、魅力的な講座が揃っています。

 工賃向上ワークショップでは、参加者自身による自発的な問題解決の場として工賃向上を探る『工賃工場ワークショップ』や、過去のワークショップ参加者及び異業種の方との交流、異なる強みを持つ事業所が役割を分担し成果を共有する場として『協働事業ネットワーク会議』への参加ができます。

 さらに、ワークショップでの学びと実践を共有する新たな気づきの場として『工賃向上成果報告会』にて、現場の声に耳を傾けることができます。

 座学だけではなく、多くの参加者と悩みを共有しながら、実体験の中から学べる貴重な機会が揃っています。

 是非一度、参加されてみてはいかがでしょうか。

※参考資料:
『NPO法人 千葉県障碍者就労事業振興センター』
http://www.jusan-kassei.or.jp

ライター:野間能子 ノーマ・プランニング。医療・スポーツ・美容・飲食など、ライフスタイル全般のプランニング、編集・執筆、商品企画などを行う。

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