日頃の技を競う!『アビリンピック』

よかったら、シェアして下さい。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

日頃の技を競う!『アビリンピック』

 『アビリンピック』を、ご存知ですか?

 『アビリンピック』とは、障碍をお持ちの方々が、日頃培った技能を互いに競い合うことにより、その職業能力の向上を図るとともに、企業や社会一般の人々に障害のある方々に対する理解と認識を深めてもらい、その雇用の促進を図ることを目的として開催するイベントです。

 大会の正式な名称は「全国障害者技能競技大会」といいますが、親しみやすいものとするため、愛称として「アビリンピック」と称しています。

 「アビリンピック」(ABILYMPICS)は、「アビリティ」(ABILITY・能力)と「オリンピック」(OLYMPICS)を合わせた言葉からできています。

 第1回アビリンピックは、昭和47年11月に、「全国障碍者技能競技大会」の名称で、当時の雇用促進事業団中央技能開発センター(現在の当機構ポリテクセンター千葉)において開催しました。

 その後、昭和51年の身体障碍者雇用促進法(昭和62年の法改正により「障碍者の雇用の促進等に関する法律」と名称を改め、以下「法」と呼ぶ)の改正に伴い、第6回大会より名称が「全国身体障碍者技能競技大会」と変更されました。

 平成9年の法改正により、知的障碍者が雇用義務化されたことに伴い、大会においても知的障碍者が参加できることとし、名称を「全国障碍者技能競技大会」と改めました。

 さらに、平成18年の法改正により精神障碍者が雇用率の算定対象になったことに伴い、アビリンピックにおいても精神障碍者が参加出来ることとなりました。

Photo by Matt Seppings

 昭和47年の第1回大会から、平成13年の第25回大会までは千葉県で開催してきました。

 しかし、第26回大会以降は、原則として技能五輪全国大会と同時期に開催し、全国の事業主や市民一般の方々に、障碍者の職業能力についての理解と関心を深めていただくため、各地方都市で開催するようになりました。

 第1回大会から第9回大会までは、毎年度開催されてきましたが、昭和56年度に日本(東京)で『第1回国際アビリンピック』が開催されて以降は、原則として『国際アビリンピック』が開催される年度を除いて、開催することとなっています。

 『第1回国際アビリンピック』は、国連で定めた「国際障碍者年」である1981年(昭和56年)に、東京で開催されました。

 『国際アビリンピック』は、ほぼ4年ごとに開催され、日本は、『第7回国際アビリンピック』までに375名の職業技能競技選手等を派遣しています。

 『第8回国際アビリンピックは、大韓民国ソウル市において、6日間にわたり開催され、職業技能競技29種目、職業技能基礎競技4種目、生活余暇技能競技7種目の計40種目が行われました。

 また、展示・デモンストレーション、国際会議なども行われ、52カ国・地域から1,533名が参加しました。

 職業技能競技、職業技能基礎競技及び生活余暇技能競技等には、36カ国・地域から延べ451名の選手が参加し、日本からは、平成22年に神奈川県で開催した『第32回全国障碍者技能競技大会』において優秀な成績を収めた31名が、16種目の職業技能競技及び職業技能基礎競技に参加し、金賞を2人、銀賞を4人、銅賞を7人及び特別賞を5人が受賞しています。

 平成25年に日本国内で開催される『アビリンピック』では、技能競技(24種目)と技能デモンストレーション(2職種) が競われます。

<技能競技>

1.洋裁、2.家具、3.D T P、4.機械CAD、5.建築CAD、6.電子機器組立、7.電子回路接続、8.義肢、9.歯科技工、10.ワード・プロセッサ、11.データベース、12.ホームページ、13.パソコン組立、14.フラワーアレンジメント、15.コンピュータプログラミング、16.ビルクリーニング、17.製品パッキング、18.喫茶サービス、19.オフィスアシスタント、20.表計算、21.パソコン操作(視覚障碍者に限る)、22.パソコンデータ入力(知的障碍者に限る)、23.縫製(知的障碍者に限る)、24.木工(知的障碍者に限る)

<技能デモンストレーション>

1.IT、2.クリーニング

 日々培われた高い技術を競う参加者に、大きな声援を送りたいですね。

※参考資料:
『アビリンピック』
http://www.abilympics2013.jp/

ライター:野間能子 ノーマ・プランニング。医療・スポーツ・美容・飲食など、ライフスタイル全般のプランニング、編集・執筆、商品企画などを行う。

スポンサードリンク

よかったら、シェアして下さい。

フォローする