『障碍者白書』

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『障碍者白書』

 障碍について理解を深め、今後、社会として、どのような取り組みを続けていくべきかについて、さまざまな議論が行われています。

 そうした取り組みを支えているのが、現状、障碍を取り巻く環境がどのようになっているか、さまざまなリサーチを行いながらまとめた『障碍者白書』です。

 『障碍者白書』は、障碍者基本法に基づき、平成6年から毎年政府が国会に提出している年次報告書であり、障碍者のために講じた施策の概況について明らかにしているものです。

 『障碍者白書』の中身は、さまざまな項目に分かれており、紹介内容に応じて、編纂されています。

Photo by FeatheredTar

 第1編では、「障碍者の状況等(基礎的調査等より)」として、障碍をお持ちの方に関する各種統計資料等を掲載しています。

 発達障碍の可能性のある児童生徒に関する調査、障碍をお持ちの方に関する世論調査などを紹介しています。

 第2編では、「全般的推進状況(平成24年度を中心とした障碍者施策の取組)」を紹介しています。

 第1章では、我が国の障碍者施策の総合的推進を図ることが示された昭和45年(1970年)の「心身障碍者対策基本法」成立から、昭和56年(1981年)の国際障碍者年、昭和57年以降3回にわたる長期計画、その間成立した障碍者関係の法律、さらに最近の動き(平成25年6月に成立した障碍者差別解消法に係る経緯等)などを掲載しています。

 第2章以降では、障碍者基本計画(平成14年12月24日閣議決定)に定める8つの分野を紹介しています。

 8つの分野とは、白書では、「啓発・広報」、「国際協力」、「教育・育成」、「雇用・就業」、「生活支援」、「保健・医療」、「生活環境」、「情報・コミュニケーション」の順に記述しています。

 それぞれの分野ごとに、最近の施策の動向を中心に記述しています。

 また、各施策の概要をまとめた図表もできるだけ掲載し、ひと目で分かるよう、分かりやすく紹介しています。

 この他、コラムにおいて、国連の障碍者権利委員会委員長である、マッカラム氏をお招きして、我が国の障碍者政策委員会の石川委員長、及び、同委員会の差別禁止部会の棟居部会長(当時)を交えてのパネルディスカッション(平成24年12月7日、内閣府主催)が掲載されています。

 「アジア太平洋障碍者の十年(2003~2012年)」、最終年記念「障碍者フォーラム2012」(平成24年12月3日、内閣府主催)の概要なども見ることができます。

 『障碍者白書』を入手したい場合は、『障碍者白書』のホームページ内の「平成25年版」の「概要」「全文」をクリックすると閲覧できます。

 より多くの方々に、障碍に関するさまざまな取り組み、社会的な施策の現状の今を理解していただくことにより、今後、我々が、障碍に関して、社会的にどのような役割を持つべきなのかが見えてきます。

 今を知り、策を練るために・・・。

 『障碍者白書』が、より多くの方にご覧いただけることを願っています。

※参考資料:
『障碍者白書』
http://www8.cao.go.jp/shougai/index.html

ライター:野間能子 ノーマ・プランニング。医療・スポーツ・美容・飲食など、ライフスタイル全般のプランニング、編集・執筆、商品企画などを行う。

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