お菓子のパワー!『テミルプロジェクト』

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お菓子のパワー!『テミルプロジェクト』

 障碍者就労支援施設は、利用される障碍をお持ちの方の賃金向上への取り組みを、常に求められています。

 しかし、いろいろと取り組むも、なかなか結果が出すことは容易ではなく、全国のさまざまな障碍者就労支援施設の現場でも、苦悩の日々が続いていると思います。

 賃金向上の要求に応えるためには、市場調査を含む商品企画や、徹底した営業環境づくりが必要となります。

 しかしながら、障碍者就労支援施設では、作業をいかにスムーズに進行し、よい商品を提供するかといった訓練を中心に行ってきたことから、賃金向上の要求に応えるための市場調査を含む商品企画や、徹底した営業環境づくりなどの機能が不足しがちか、もしくは機能をお持ちにならない場合も少なくありません。

 『テミルプロジェクト』では、障碍をお持ちの方が働く就労支援施設に対して、企画・営業の機能を、製菓のコンサルティングと販売支援を通して提供しています。

 同時に、『テミルプロジェクト』に参加される多くの障碍者就労支援施設の方々とともに、想いを共有して、障碍をお持ちの方の働きがいについて、障碍者就労支援施設と共に、創造し、よりよい理想の形を追求しています。

 賃金の向上にむけた取り組みは、『テルミプロジェクト』の結果のひとつにすぎません。

 それと同時に、障碍をお持ちの方々の「働きたい」をニーズととらえて、豊かな人生を生きるためのさまざまな活動に取り組んでいます。

Photo by g_firkser

 『テルミプロジェクト』の流れは、専門スタッフが施設訪問し、シェフに依頼し、パッケージイラストを開発する中で、シェフの訪問やスイーツの考案、製菓指導、製菓練習、包材調整、発売・販売といったすべてをサポートしています。

 「テルミプロジェクト」に参加できるのは、基本的に就労継続支援B型の施設向けのサービスであること(A型の方もご相談できます)。

 障碍者就労継続支援A型施設と、B型施設の違いをご存知ですか。

 障碍をお持ちの方が、働くことを目的に通っている福祉施設のことを「障碍者就労継続支援事業所」といい、その施設にはA型とB型という2つの種類があります。

 どちらの施設にも、通常の事業所で雇用されることが困難な方に、就労の場を提供することには変わりがありません。

 その中で、障碍者就労継続支援A型施設は雇用契約を伴い、障碍者就労継続支援B型施設は、雇用契約を伴わないという点が違います。

 A型で雇用されると最低賃金法などの労働関連法規が適用されることとなり、B型は、従来の福祉作業所のイメージです。

 近年、B型施設に通われる、障碍をお持ちの方の賃金が、全国平均13千円/月と極めて低い状況にあることが問題になっています。

 厚生労働省は、賃金の倍増に取り組みましたが結果は遠く、112%程度の増加で止まっています。

 この問題が、『テルミプロジェクト』が始まるひとつのきっかけとなりました。

 『テルミプロジェクト』は、全国の障碍者就労支援施設が対象となります。また、参加するためには、参加費が必要となるなどの条件もあります。

 新しい職場環境への取り組みとして、一度、ご相談されてみてはいかがでしょうか。

※参考資料:
『テミルプロジェクト』
http://www.temil-project.jp

ライター:野間能子 ノーマ・プランニング。医療・スポーツ・美容・飲食など、ライフスタイル全般のプランニング、編集・執筆、商品企画などを行う。

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