パラリンピックでも活躍!『日本肢体不自由者卓球協会』

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パラリンピックでも活躍!『日本肢体不自由者卓球協会』

 『日本肢体不自由者卓球協会』は、国内の障碍をお持ちの方々の中で、肢体に障碍をお持ちの方の卓球に関する統括団体として、「卓球競技の普及や振興を図り、肢体不自由者における心身の健全な発達に寄与することを目的」として、1981年に、大阪市を起点として設立されました。

 毎年2回の全国大会(3月「ジャパン・オープン」・11月「国際クラス別全日本選手権」)を行っており、北は北海道、南は九州各県の選手が多数参加し、真の日本一を競い合います。

 有力選手は、毎年国際大会にも出場しており、さらに、国際パラリンピック委員会(IPC)から出場資格を与えられた国際ランキング上位者は、パラリンピックや世界選手権などへ日本代表選手として参加しています。

 車椅子卓球のルールとして、車椅子には、最低2個の大きい車輪と、1個の小さな車輪がなければならないと決められています。

 卓球台は、選手の足を妨げずに、車椅子のアクセスを可能なものとし、ダブルスにおける2台の車椅子がアクセスできるものが用意されます。

 卓球台の脚は、車椅子選手のために、卓球台のエンドラインから、少なくとも40㎝のところと決められています。

 衣服は、トラックスーツの最下部(ズボン)は着用できますが、ジーンズの着用はできません。

 車椅子選手の競技スペースを狭くすることはできますが、スペースの制限として、長さが8メートル、幅が6メートルよりも狭くなることのないようにします。

 コンクリートのフロアは、原則として車椅子競技において容認されています。

 車椅子のフットレストは、必要ならば取り付けられますが、プレー中には、足を床に触れないものと決められており、足が床に触れた場合は、相手に1ポイントが与えられるので注意が必要です。

Photo by OliBac

 団体戦とクラス別の競技では、選手は、身体のバランスを保つために、ひざから上の身体のいかなる部分も車椅子に固定することはできません。

 しかしながら、選手が医学的な理由で必要な場合は、クラスを決定されるときに考慮され、クラス分けカードに記載します。

 特に、オープンクラス競技では、ストラップと他の補助器具を使用することができます。

 車椅子円座(クッション)の1個、または、最大2個の高さは、15㎝以下の状態で競技するものとし、車椅子にその他の装着はないものとします。

 出場する選手が、障碍のために、ベルト、または、コルセットを使用する場合は、クラス分けの時に、その状況が証明されなければなりませんし、出場選手は、このような装着品を使用する場合、オフィシャル・クラスファイアの当初のクラス分け、または、再クラス分けの時に報告する義務があります。

 ベルトやコルセットの使用許可は、永久的使用(関連する大会で、選手の国際クラス分けカード(ICC)に、オフィシャル・クラスファイアにより記載されていること)、一時的使用(選手が、ベルトやコルセットが必要な期間について、選手を所見した医師の証明書を提出しなければならず、証明書は、担当医師が日付とサインを記入し、出場する大会のオフィシャル・クラスファイアに提出しなければならない)にごとに決められています。

 もしも、車椅子の構造を追加改造する場合は、車椅子に装着するか否かにかかわらず(クッションを除く)、すべての選手は、この改造した車椅子で、クラス分けや再クラス分けを要求する必要があり、車椅子に関するすべての改造について、再クラス分けの無実施と国際クラス分けカードに無記載の場合は、違法行為と失格選手として考慮されます。

 日々の厳しい練習だけでなく、道具や試合環境などについても、事前の登録が必要な障碍者競技には、時間も労力も限りなく必要となります。

 そうした環境を乗り越えて競技に取り組む選手を、みんなで力強く応援し、その雄姿に惜しみない拍手を送りたいですね。

※参考資料:
『日本肢体不自由者卓球協会』
http://members2.jcom.home.ne.jp/sugaryuki/01_Top/Index.html

ライター:野間能子 ノーマ・プランニング。医療・スポーツ・美容・飲食など、ライフスタイル全般のプランニング、編集・執筆、商品企画などを行う。

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