社会でサポート!『NPO法人 発達障碍をもつ大人の会(DDAC)』

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社会でサポート!『NPO法人 発達障碍をもつ大人の会(DDAC)』

 発達障碍には、LD(学習障碍)、ADHD(注意欠陥多動性障碍)、AS(アスペルガー症候群)、PDD(広汎性発達障碍)などがあり、人口に対する、発達障碍をお持ちの方の比率は、約10%以上に及ぶとされています。

 その特性は一律ではないことや、見た目で分かりにくい障碍であるため、本人でさえも、自身の障碍について気づいていないケースも多数見受けられます。

 特に、成人した大人の発達障碍の場合、支援が始まったのは、平成17年『発達障碍者支援法』の施行以後のことであり、現在でも、大人を診断できる病院はそれほど多くなく、年々増加する発達障碍について、相談される数に対応できていない状況が続いています。

 発達障碍という言葉自体が、メディアでも多く取り上げられるようになり、大人の発達障碍の存在は、以前よりも多くの方々に認知されつつあります。

 しかし、実際には、発達障碍がどのようなものであるのかが、まだまだ社会に認知されていないことが、本人の生活や就労をより困難にしているというのが現状です。

 あなたの職場に、「同じミスを繰り返す」、「時間に遅れる」、「やるべきことを先延ばしにする」、「期限が守れない」、「人の話が聞けない」、「場の空気が読めない」、「物事の優先順位がわからない」、「後先考えずに行動する」、「相手の気持ちを考えずに、一方的に話す」、「キレやすい」、「落ち着きがない」、「片づけられない」という方がいらっしゃるのであれば、その原因は 、大人の発達障碍にあるのかもしれません。

Photo by ollesvensson

 以前は言葉すらなかった発達障碍について、どう理解し、どうかかわっていけばよいのか、『NPO法人 発達障碍をもつ大人の会(DDAC)』は、2002年より、成人の発達障碍をお持ちの方々への支援活動を行っています。

 活動により蓄積された実績をもとに、企業に対して、発達障碍のよりよい理解を進めることで、職場での不適応等のトラブルを軽減し、発達障碍がありながらも、対応をしながら、能力を発揮できる職場環境づくりに貢献しています。

 例えば、『発達凸凹100人会議』は、2013年10月13日に、大阪府咲洲庁舎で行われた発達障碍に関するイベントです。

 『発達凸凹100人会議』は、仕事をする上で、工夫してうまくいっていることや、周りに協力してもらって出来るようになったこと、自分の特性をどのように周囲に伝えているかなど、仕事の工夫や成功事例について参加者の生の声を多く集めることが目的でした。

 雇用する方や、仕事に悩む当事者の方々に活用してもらうために、情報をまとめた冊子として制作しました。

 また、『ぴあさぽ!カフェ』では、発達障碍をお持ちの社会人の方のための交流の場として運営されています。

 発達障碍の当事者の方を対象に、セミナーを開催したり、自分の特性を理解し、職場適応力を高めるグループワークを行っています。

 発達障碍の当事者が、自己の特性についての理解を深めるとともに、当事者同士が、さまざまな情報交換をする場として提供されています。

 大人になったからといって、すべての人が、どんなことでもマスターして、乗り越えられるとは限りません。

 まわりの方の理解と、適切なサポートがあってこと、社会とともに生きていくことができます。

 『NPO法人 発達障碍をもつ大人の会(DDAC)』のさまざまな試みに、これからも注目していきたいですね。

※参考資料:
『NPO法人 発達障碍をもつ大人の会(DDAC)』
http://consul.piasapo.com/

ライター:野間能子 ノーマ・プランニング。医療・スポーツ・美容・飲食など、ライフスタイル全般のプランニング、編集・執筆、商品企画などを行う。

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