猛勉強で弁護士に!『全盲の弁護士 大胡田誠先生』

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猛勉強で弁護士に!『全盲の弁護士 大胡田誠先生』

 司法試験に合格するために、何年も弁護士浪人をされて晴れて法曹界に取り組まれる方も少なくありません。

 人や社会の良し悪しをジャッジするために、多くの法令と事例と、さまざまな勉学を経て、弁護士として活躍されていく資格を得るわけです。

 多くの法律を身に付けることや、法律言語、判決に関する知識を身に付けることは本当に大変なことです。

 弁護士の大胡田誠先生は、生まれつき目が不自由で弱視であり、小学校6年の頃から、病気が進行し全盲となられました。

 中学に入った直後は自暴自棄にもなられましたが、そんな時、読書感想文で読んだ「ぶつかって、ぶつかって。」という本に出会ったのがきっかけとなり、弁護士を目指されたそうです。

 「ぶつかって、ぶつかって。」の著者は、大胡田誠先生と同様、目に障碍を抱えた竹下義樹という弁護士の方で、日本で初めて点字による司法試験に合格した方です。

 この本を読み目が不自由でも弁護士に成れると知り、希望を持つことができたそうです。

 司法試験は最難関の試験であるということは分かっていましたが、自分も弁護士になろうと強く思ったそうです。

Photo by ~ Paige ~

 大胡田誠先生が弁護士になれてうれしかったことは、弁護士になる前は、目の見えない弁護士だから、他の方に変えてくれと言われるのではないかと思い不安だったところ、幸いにも事件が解決した際に、「障碍と闘いながら頑張っている先生を見て、自分も頑張ろうと思いました。勇気をもらえました」という言葉を依頼者の方からかけて頂けたことです。

 弁護士という仕事は辛いこともありますが、それは言い換えれば依頼者の方のための辛さや努力であるので、振り返って、冷静に考えてみると、日々うれしさを実感する仕事なのだと、大胡田誠先生はおっしゃれます。

 また、一番大変だと感じられていることは、一般に目に障碍を持っておられる方は、読む、書く、移動する、ということが大変だと言われていますが、確かにそういった部分での大変さだそうです。

 弁護士という仕事の特性上、資料を探したり、書面を読んだりすることが難しく、対応としては、スキャナで電子データ・テキストデータに返還し、音声変換して読むという、ワンクッションを置かねばならないことからご苦心されていらっしゃいます。

 日々の弁護士の業務も大変な中、大胡田誠先生はお好きなマラソンを、土日のうちの一日は走るようにされています。

 もう何年も走られているため、今では約15~20キロは走り、体力づくりに励まれ、その後は、仕事柄、睡眠不足になりがちなので、しっかりとした睡眠を取るように心がけていらっしゃいます。

 多くの方々の悩みをお聞きし、法律を基盤に解決していく・・・。

 障碍をお持ちになりながら、常に前向きに頑張られている大胡田誠先生の姿勢に、大人も子どもも、障碍をお持ちの方も、お持ちでない方も、本当に多くのことを学ばせて頂けますね。

※参考資料:
『弁護士列伝:全盲の弁護士 大胡田誠先生』
http://blog.livedoor.jp/bengoshiretsuden/archives/51085532.html

『明日の法律家レポート』
http://www.magazine9.jp/ashita/100929/

ライター:野間能子 ノーマ・プランニング。医療・スポーツ・美容・飲食など、ライフスタイル全般のプランニング、編集・執筆、商品企画などを行う。

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