子供たちの明日に取り組む『塾が取り組む発達障碍』

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子供たちの明日に取り組む『塾が取り組む発達障碍』

 塾にもカテゴリがあるように、勉強が得意な子、苦手な子、その対象となる生徒層も多種多様です。

 その中には、単純な「学力」という物差しの外にいる子どもたちもいることを忘れてはなりません。

 塾だからこそとりくみたい『発達障碍』について、塾はどう向き合っていくべきなのでしょうか。

 学研塾ホールディングス『塾・教室支援サイト』では、多くの子供たちの明日をサポートするために、『発達障碍』についてさまざまな取り組みを行っています。

 「そもそも発達障碍とは?」と聞かれて、正確に答えられる教育関係者がどれだけいるのでしょうか。

 何となく分かるけど、どういった症例があるのか、それが学習にどのような影響があるのかまでは知らない、という方も多いのではないかと思います。

 実は、そこにそもそもの問題があり、教育環境においても『発達障碍』の社会的認知はまだまだ低いと言わざるを得ません。

Photo by yellow_bird_woodstock

 『発達障碍』の定義とは何でしょうか。

 発達障碍者支援法によると、「自閉症、アスペルガー症候群、その他の広汎性発達障碍、学習障碍、注意欠陥多動性障碍、その他これに類する脳機能障害であって、その症状が通常低年齢において発現するもの」とあります。

 分かりやすく置きかえると、言語能力・運動能力・社会性などに発生する障碍です。

 つまり、ひとことで『発達障碍』といっても、それは様々な症例の総称だということになります。しかもその症状の多くは、コミュニケーションや対人関係に支障をきたすものが多く、それゆえに不当な評価を受けている現実があります。

 一昔前までは、『発達障碍』という概念すらありませんでした。

 学校や社会、そして塾、時には最愛の親からさえも「何を考えているか分からない子」「自分勝手な子」の烙印を押され、福祉や社会的理解の狭間に置き去りにされていたのです。

 近年ではずいぶんと理解も進みましたが、社会的な認識不足の側面からしても、まだまだ完全とは言い難い状況です。

 まず、学習塾として取り組むべきなのは、こういった障碍の存在を知ること、その上で彼らとどう向き合えば良いのか考えること、そして行動に移すことではないかと考えます。

 発達障碍児のための指導・支援を「感覚教育」と呼ぶことがあり、これについて石川教育研究所の石川幸夫氏は、下記のように指摘されています。

 「これまで、発達障碍児に対する指導法は限られており、「ダメな生徒」というレッテルを貼るしかなかった。そのため子ども自身も、本当に自分はダメな奴だと思い込んでしまう。この負の連鎖を断ち切らねばならない」

 地域社会が子どもの成長を育んできたように、民間教育もまた同様の立場です。

 今後の学力新時代を見据えた場合、新たに必要な指導こそ「感覚教育」であり、これからの民間教育の一つの柱となる筈であると、発達障碍児への対応、その教育の重要性を説いています。

 中にはすでに、この分野における教育に積極的に取り組んでいる塾もあります。

 そもそも、公教育の枠では難しい独自の教育を実践できることが、本来の塾のウリであり、存在意義のひとつだと考えます。

 原点をたどれば、かつて松下村塾などがそうであったように、社会や学校の物差しで「不適合者」とされた者たちにも、光を当ててきたのが私塾です。

 この分野には「私塾だからできること」がまだまだ残されています。

 塾の存在とサポートを待っている子どもたちのために、塾が持つ素晴らしい教育内容、教育への取り組み、子どもたちの能力の伸ばし方の最高峰の知識と情熱を傾けてくださることを願っています。

※参考資料:
学研塾ホールディングス『塾・教室支援サイト』
http://g-jhd.jp/questionnaire/4480

ライター:野間能子 ノーマ・プランニング。医療・スポーツ・美容・飲食など、ライフスタイル全般のプランニング、編集・執筆、商品企画などを行う。

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