聴導犬をご存知ですか?『日本聴導犬協会』

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聴導犬をご存知ですか?『日本聴導犬協会』

 街中で、視覚に障碍をお持ちの方が、厳しく訓練を受けた犬とともに日常生活をおくられている姿を見ることがあります。

 その犬のほとんどは、盲導犬であることが多く、視覚に障碍をお持ちの方の日常生活を、室内も室外でもサポートし、自由に生活するための手助けをしています。

 それでは、聴導犬はご存知ですか?

 字をみると、『聴くことを導く』と書きますから、読んで字のごとくとはこのことでしょうが、聴覚に障碍をお持ちの方の日々をサポートしてくれているのが、聴導犬なのです。

 聴導犬の仕事は、家の中で音を教えるだけでなく、どこにでも同行して、聴覚に障碍をお持ちの方々を災害や事故に巻き込まれる危険性を回避することも期待されています。

 2001年2月に、大阪で働く聴導犬の『みかん』さんが、JR(西日本)の乗車試験を受け、合格までに至った理由も、「聴覚障害者の耳」として、その生命を安全に保つことが、聴導犬の大きな仕事と認められたからだといわれています。

Photo by seanmfreese

 聴導犬の仕事には、大きく分けて2つあると言われています。

 ひとつめは、『聴覚障碍者の方々の命を安全にたもつ』ということです。

 睡眠時でも、警報機が鳴れば、聴覚障碍者を起こして、「伏せ」をして、危険をしらせます。

 自宅だけでなく、デパートや宿泊先で、『煙報知器の音』に関しては、「伏せ」をして、「危険」をしらせます。

 有事の際の『避難確認のドアノック』等を教えます。

 家の中でも、『事故』があった場合には起き、『助けを呼びたい』ときは、家族を呼びに行きます。

 『赤ちゃんの泣き声』を、すぐにしらせることや、ひきつけや泣くことによる『嘔吐』などを防ぎます。

 これらが、聴覚障碍者を危険から守るための、聴導犬の仕事です。

 それ以外の聴導犬の仕事には、家の中で、必要な音をしらせることで、日常生活をサポートする役割があります。

 『目覚まし時計の音』がすると、聴覚障碍者の寝床にいき、起こします。

 『料理タイマーの音』がすると、『タイマーの場所』まで導きます。タイマーは、電子レンジの終了時間のほか、洗濯機や風呂の水がいっぱいになった時などにも使えるため、聴導犬はそれぞれに対応しています。

 お湯を沸かすための『ピーピーケトル(笛吹きやかん)の音』がすると、聴覚障碍者をやかんの場所まで導きます。

 『ドアベルの音』がすると、聴覚障碍者の方に、『訪問客がきたこと』をしらせます。

 『FAX』や『電話』の音がすると、聴覚障碍者を電話機の所まで導きます。

 『赤ちゃんや幼児の泣き声』がすると、赤ん坊や幼児のいる所まで導きます。

 外出先で、郵便局や病院などの順番待ちで、受付の人に鳴らしてもらう『携帯用の呼び鈴の音』がすると、聴覚障碍者を受付まで導きます。

 聴導犬は、常にまわりに気をつけて、聴覚障碍者を危険から守り、また、生活をするために必要なサインをキャッチして導いてくれています。

 こうした聴導犬の活動を、みんなでサポートしたいですね。

※参考資料:
『日本聴導犬協会』
http://www.hearingdog.or.jp/tyoudouken.htm

ライター:野間能子 ノーマ・プランニング。医療・スポーツ・美容・飲食など、ライフスタイル全般のプランニング、編集・執筆、商品企画などを行う。

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